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学部・学科海外実習

以下は2018年度までの青海民族大学での研修内容に基づきます。
今後、研修先及び授業内容は大幅に変更する見込みですので、内容が確定次第ホームページに掲載します。

政策研修プログラムB(中国)

中国語を学び、異文化や歴史に触れる。

夏休みに約25日間、中国で実施されます。「政策研修プログラムB(中国)」(通称:中国NAP)では中国語の語学学習、文化体験、見学ツアーなどのプログラムの他、事前授業での準備をふまえて、それぞれが取り組むテーマについて聞き取り調査や観察などのフィールドワーク(現地調査)を行います。こうした体験を通じてグローバル人材としての素養と現地社会に対する理解力を高めることを目的としています。

NAP:Nanzan Asia Program

実習内容

中国NAPの現地実習は2021年度から研修先が青海民族大学から東華大学(上海)に変更になっています。
2021年度および2022年度はオンライン実施であったため、参考まで2018年度までの青海民族大学での現地研修の内容を以下に記載します。
東華大学での現地実習の開講状況及び内容については、履修登録前の事前説明会(ガイダンス)等の最新情報を確認してください。

事前授業で研修先の文化や社会を学び、現地調査の準備を行う。

事前の国別授業では、歴史や文化、政治・経済などの中国社会について学び、基礎知識を身につけるとともに、現地調査のテーマを設定します。また、調査テーマごとにグループ分けを行い、グループごとにテーマに関する社会的背景や現状を把握しつつ、具体的な調査内容や調査方法などについて準備します。事前授業のまとめとして、グループごとに調査計画の発表を行うことで、プレゼンテーションの技能も習得します。こうして学生一人一人が研修に対する目的意識を高めていくように、準備をしっかり行います。

中国語学習・中国文化研修を通じた異文化理解。

中国人の先生から中国語を学びます。少人数クラスなので、練習の時間が充分にあります。学習内容は、発音、聴解、文法、語彙、会話、作文と多岐にわたっています。中国語は発音・聴解が大切なので、学生たちは聞いた音をピンイン(ローマ字)で書くディクテーションの練習を何度もしますが、これを繰り返していくうちに徐々に耳が慣れてきます。

先生は基本的に中国語を使って授業をされますが、難しい文法説明には英語も使うので、授業はわかりやすいと好評です。

中国の大学生たちと、互いに学び合う。

このプログラムでは南山大生に対し、現地校の学生がチューターとしてついてくれます。午後の2時間ほど、午前中の授業を聞いてもよくわからなかった点について彼らにじっくり教えてもらったり、発音や会話の練習をしたりします。一緒に繁華街に出かけて、買物や飲食を楽しんだりしながら交流することもできます。学んだことをすぐに実践しながら現地の方々と交流できることもNAPの醍醐味の一つです。

今後の勉強に活かせる学びの場となる。

研修後の第3クォーターにフィールドワークの発表会があります。全体授業としての発表会には他国へのNAPの履修者も出席する他、自由参加形式で行われますので、NAPに関心がある学生が学年や所属学部を問わず参加できます。現地調査の内容や結果について、分かりやすく、魅力的に、簡潔に伝えることは、当日のプレゼンテーションの経験だけでなく、それまでの準備も含めて、今後の総合政策学部での学びに大いに役立つことでしょう。

参加学生の声(2018年度参加者から寄せられたコメント)

  • 日本と中国を比較して相違点を発見できたように、身近なことについても比べて問題を発見し、解決できるようになりたいです。
  • チューターさんたちがとても優しくフレンドリーに出迎えてくださるので不安や心配はいらないです。物価がとにかく安いです。
  • チューターさんとの会話で感じた中国と日本の相違点を深く掘り下げて、なぜこのような違いが起きるのかを検証したいです。
  • チューターさんたちの勉強に対する積極的な姿勢はとても刺激になったので、見習っていきたいです。
  • 普段の日常生活ではなかなかできないことを体験することができて、とても嬉しかったです。

学びの内容

現地での生活を体験

中国NAPでは、1か月近くの現地で生活をしながら、中国語を学びます。

歴史や文化を実感しながら理解を深める

中国語を学びながら、中国の歴史や文化の理解を深めます。

スケジュール(2018年度)

現在の現地校は東華大学(上海)ですが、コロナ禍により不開講だったため、参考までに2018年度に実施した青海民族大学でのスケジュールを掲載します。

1日目 西寧着 青海民族大学
留学生宿舎泊
2日目 開校式、歓迎パーティ
3日目以降 平日午前中:クラス形式での中国語学習
平日午後:チューターとの学習・交流、チベット音楽、中国料理体験、博物館見学

その他、青海湖旅行、寺院見学、ホームステイなど

21日目 休日
22日目 中国語の期末テスト、終業式、歓送パーティー
23日目 北京観光~帰国

スケジュールは、年度によって変更になる場合があります。

2020年度は新型コロナウイルス感染症の影響により不開講

2021年度、2022年度は政策研修プログラムⅢ(オンライン)を開講

2023年度以降の概算費用:35~50万円(参加人数や為替レート、燃油サーチャージ、宿舎手配状況等により費用が変動する可能性があります)

パスポート取得費用、ビザ申請費用、旅行傷害保険料、現地での食費、宿舎での光熱費(大学寮を使用の場合)は各自負担

2023年度 実施内容

政策研修プログラムⅠ(1単位) 事前授業(国内):不開講
政策研修プログラムⅡ(4単位) 海外研修:不開講

2021年度は政策研修プログラムⅡ(海外研修)が実施できなかったため、政策研修プログラムⅢ(オンラインプログラム)を4日間開講。
なお、2021年度より中国NAP研修先は「東華大学(上海)」に変更。

政策研修プログラムⅢについて

政策研修プログラムⅢ(1単位) 政策研修プログラムⅠが開講され、政策研修プログラムⅡが不開講になった場合のみ開講(オンラインでの授業):4日間

2021年度に実施された授業内容(コロナ禍によりオンラインで実施)

授業内容
1日目 1限 中国語 中国語中級クラスと初級クラスに分け、それぞれ東華大学の中国語教員による授業を実施
2限 中国語
3限 チューターとの合同演習 アンケートの集計
4限 チューターとの合同演習
2日目 1限 中国語 中国語中級クラスと初級クラスに分け、それぞれ東華大学の中国語教員による授業を実施
2限 中国語
3限 チューターとの合同演習 アンケートの集計結果に関する東華大学のチューターとのディスカッション
4限 チューターとの合同演習
3日目 1限 チューターとの合同演習 パワーポイントでプレゼン用資料の作成
2限 チューターとの合同演習
4日目 1限 チューターとの合同演習 大学生または大学院生の労働観班のプレゼンとディスカッション
2限 チューターとの合同演習 キャッシュレス班のプレゼンとディスカッション

授業内容・スケジュールは、年度によって変更になる場合があります。

参加学生の声

  • 中国の学生とオンラインで意思疎通を図りながらパワポ作成や発表準備を行うことは正直とても大変でしたが、無事完成した際には達成感を得ることができました。
  • 調査の手順、アンケート作成方法など今後の授業で活かしていきたいです。
  • 現地のチューターの日本語のうまさや日本に対する理解には驚かされ刺激をもらいました。
  • 中国語学習のモチベーションが下がった際に、今回の経験を思い出して継続して学習していきたいです。
  • チューターととても親しくなれました。こんな状況下でもオンラインという形で交流することができて嬉しかったです。今ではお互いに学びのために中国語や日本語を用いてウィチャットで会話しており、もっと相手の言葉を学んで不自由なく会話できるようになりたいとモチベーションまで上がってきています。いつかはオンライン上ではなく実際に現地に遊びに行ったり、逆に遊びに来てもらったりしたいです。