南山の先生

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外国語学部・フランス学科

COURRON,David

職名 教授
専攻分野 フランス政治・憲法
将来的研究分野 フランス第5共和の憲法の均衡(特に大統領の役割)、アジア諸国の憲法主義、アジア地域の権威主義などを研究する。
担当の授業科目 「フランス語Ⅱ・Ⅳ・Ⅵ・Ⅷ」「フランス語コミュニケーション」「EU研究」「フランスの経済」「フランスの国際関係」「演習」

フランス語で新たな地平線を発見しよう

あなたには、将来なりたい職業がありますか?その実現にはどんな勉強が必要か、考えたことがありますか?まだの人、私と一緒にフランス語を学びませんか?

「21世紀、フランス語が僕の一体何に役立つんだ?」納得いきませんか?では、それがあなたの未来にとって分別ある選択だという、3つの理由を説明しましょう。

まず、フランス語は国際言語です。中国語や韓国語は一見便利そうに思えるかもしれませんが、その国でしか通用しません。一方フランス語は国連で二番目の公式言語であるのに加え、ユネスコやWHOといった多くの国際機関でも主要言語として使われています。それに、EUにおけるフランスの役割と地位の重要さは、言語においても同じです。フランス語は、あなたに外交官や国際公務員になれる可能性を与えるのです。経済や金融の世界でも、選択肢は様々です。

次に、フランス語はあなたにさらなる世界の発見をもたらします。スイス、ベルギー、カナダなどでも話されているフランス語は、世界で約2億5000万人の共有財産です。フランス語圏には多様な文化を持つ個性豊かな人々が暮らしています。一度のぞけば、人生はきっと変わってしまうでしょう!例えば、アフリカやアジアの貧しい人々に勉強の機会を与えるボランティアに、フランス語の知識が役立つことでしょう。

最後に、フランス語は多彩で豊かな文化に触れる鍵です。もしあなたがファッションやグルメ、絵画、音楽、映画、建築などに興味があるなら、ますます情熱的な人生が約束されるでしょう。国全体がアメリカ流に画一化している今、自由へのパスポートにもなるでしょう。

「本当にフランス語が話せるようになるの?」答えはウィ(はい)です!私の目的は、あなたが少しずつ自然にフランス語で自己表現できるようになることです。

一、二年生では、基礎をしっかりとつくります。文法、動詞活用、語彙など、フランス語で自由に文章を書くのが目標です。退屈する心配はありません。楽しく効率的に習う「こつ」があるのです。そして、基礎とは道路標識のようなものだということをお忘れなく。知らないと運転はできないのです! 同時に、一年生の始めから発音を練習します。次の学年からは日常表現を学び、フランス人のように話しましょう。

あなたが大学でフランス語を学ぶことを、私は心から歓迎します。ただし、ひとつだけ条件があります。本気であること。実は、ことばの学習には努力、真剣さ、やる気が必要なのです。でもそれらをもって臨めば、フランス語はあなたに想像以上の、夢を叶える切り札を贈ってくれることでしょう。