南山の先生

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その他・外国語教育センター

梶浦 直子

職名 講師
専攻分野 ドイツ語教育
主要著書・論文 ドイツ語圏で出版された教科書の使用における「教えやすさ」と「学びづらさ」 -教員を対象とした調査の因子分析結果-(単著)(2017):藤原三枝子編『日本の大学におけるコミュニカティブなドイツ語の教科書-教師・学習者・使用の実践から考える-』、日本独文学会、pp. 3-17.
Das Verhältnis von Strategieeinsatz, Lernwegsbewusstheit und Sprachkompetenz - eine empirische Studie mit japanischen Deutschlernenden.(共著)In: T. Ohta, M. Raindl, A. Lipsky, R. Degen (Hrsg.) (2018): Lernerautonomie und Lernstrategien zwischen Klassenraum und digitaler Welt – Perspektiven auf das Deutschlernen in Japan. München: Iudicium, pp. 75-85
ドイツ語圏で出版された教科書の日本における使用状況 -教員を対象としたアンケートの量的分析結果-(共著)(2016):『ドイツ文学研究』、日本独文学会東海支部、pp. 93-104.
将来的研究分野 コミュニカティブな教科書の使用がドイツ語学習者に与える印象と有能感への影響
担当の授業科目 ドイツ語Ⅰ、ドイツ語Ⅱ、ドイツ語Ⅲ、ドイツ語Ⅳ、ドイツ語Ⅴ、ドイツ語Ⅵ、ドイツ語Ⅶ、ドイツ語Ⅷ

ドイツ語は楽しい!

みなさんは今までどのように外国語を勉強してきましたか。大学に入学したら新しい外国語学びたいと思いますか。私の研究分野はドイツ語教育です。コミュニカティブな授業でドイツ語学習者がどのように「ドイツ語ができる!」を感じるのか、また、教師は学習者のどんな点を評価するのかを実証的に研究しています。

ところで、みなさんはドイツと聞いて何を思い浮かべますか。ブンデスリーガ、音楽、ソーセージ、バウムクーヘンでしょうか。実はよく見てみると、文房具、お菓子、ハーブティー、入浴剤、洗剤など、みなさんのまわりにたくさんのドイツ製品があります。その中でも一番よく見かけるのはドイツの自動車ではないでしょうか。南山大学がある愛知県は自動車産業が盛んなことは広く知られています。愛知県から多くのビジネスマンが派遣されドイツで働いていることを知っていますか。将来、みなさんが仕事でドイツに行くこともあるかもしれません。

少しスポーツに目を向けてみましょう。ドイツではサッカーが国民的なスポーツでワールドカップでは4回優勝しています。10年ほど前から日本人サッカー選手がブンデスリーガで活躍するようになっています。日本代表主将の長谷部選手が堂々とドイツ語でインタビューに応える姿を見て、カッコイイと思う人は少なくないのではないでしょうか。その反面、ドイツ語は難しそうだとも思う人もいるかもしれません。もちろん翻訳ソフトのボタンを押すように簡単に外国語を習得することはできません。しかし、みなさんが長谷部選手のようにドイツ語を話せるようになることは可能です。

私が担当するドイツ語の授業では「ドイツ語ができる」と言える学習者の育成をめざしています。授業ではドイツのコミュニカティブな教科書を使用して、たくさんドイツ語に触れます。ドイツ語を始めたばかりの第1クォーターからドイツ語でインタビューし、インタビューの結果をドイツ語で発表します。時にはドイツ語で歌を歌ったり、実際にスマートフォンを使ってチャットをしたりします。授業中はやることがたくさんあって、退屈している暇はありません。自宅学習では単語カードを作ったり、学習日誌をつけて自分の学習を振り返ったりします。また、作った単語カードを使って、授業でいろいろなゲームもしています。授業の主役は学習者であるみなさんです。授業に参加していると、段々ドイツ語を話すことは普通のことで、特別なことではなくなっていきます。私のクラスでは授業で一緒に学んでいくうちに仲間意識が生まれ、授業外でも一緒に学んでいる姿が見受けられます。4月にドイツ語を始めた学習者が、翌年の2月にCEFRの共通参照枠A1レベルの試験に合格することが可能になります。「学習者中心」、「協働学習」が学習効果につながっています。先ほど述べた日本代表主将の長谷部選手のようにドイツ語を話すことが、実際にイメージできるようになります。「英語は苦手だったけど、ドイツ語の授業を通して外国語の学習方法がわかった」という声も少なくありません。外国語を勉強することはその言語知識を学ぶだけでなく、その国の文化、考え方、暮らし、いろいろなことが見えてくるはずです。ちょっとだけドイツ語ができることで、みなさんが見ている世界は全く違ってくるはずです。Viel Spaß beim Deutschlernen! (ドイツ語学習を楽しみましょう!)