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News & Topics

本学総合政策学部・石川良文教授が、著書『コロナの影響と政策-社会・経済・環境の観点から-』で日本地域学会の「著作賞」を受賞しました

2022年10月25日

南山大学総合政策学部の石川良文教授の編著書が、日本地域学会の2022年度第31回「著作賞」を受賞しました。

この賞は、地域学の発展に著しく寄与し、その意義や貢献が多大である著作物に対して表彰されるものです。 受賞した著書は、新型コロナウイルス感染症の影響を社会、経済、環境の3側面から捉え、経済学、社会学、社会心理学、法学、政治学、環境科学など様々な学問分野の知見を基に分析しています。感染症の流行から2年間に及ぶ分析を早期にとりまとめ、パンデミックとなる感染症の影響と政策を地域の視点を入れつつ総合的に捉えた他に類のない著書として高く評価されました。

10月8日には授賞式がオンライン(開催校:麗澤大学)で開催されました。

賞状

石川教授のコメント

新型コロナウイルス感染症は世界で猛威を振るい、その影響は多岐にわたりました。医療崩壊と経済的損失に関する情報は日々報道されていましたが、社会や環境なども含めた総合的な見地からその影響を捉えているものはほとんどない状況にありました。本学総合政策学部では、これまで現代社会が抱える様々な課題に対して教育や研究に取り組んできましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、多面的な影響の分析と政策のあり方を検討するために、ただちに研究プロジェクトを立ち上げました。本書の受賞にあたっては、私が著者を代表して表彰状を頂きましたが、プロジェクトに参加した各教員の成果を取りまとめたものであり、賞は著書に対するものです。執筆者の全教員と喜びを分かち合うと共に、本書を学生の皆さんにも読んでいただき、政策のあり方を考えるきっかけになれば望外の喜びです。

受賞著書

石川良文 『コロナの影響と政策-社会・経済・環境の観点から-』
創成社