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本学経済学部の川本真哉教授が、著書『日本のマネジメント・バイアウト:機能と成果の実証分析』にて3つの賞を受賞しました

2022年10月14日

南山大学経済学部の川本真哉教授が、2021年度日本応用経済学会著作賞、令和4年度証券経済学会賞(図書部門)、第16回M&Aフォーラム賞正賞 『RECOF賞』の3つの賞を受賞しました。

日本応用経済学会著作賞は、優れた研究業績によって、応用経済学ならびに当学会の発展に貢献した正会員に対して、表彰するものです。(写真左)

証券経済学会賞(図書部門)は、金融・証券市場・企業または証券分析に関わるテーマの著書(ただし翻訳書は除く)で、前年度に発表されたものに対して、表彰するものです。(写真右)

賞状と盾(2021年度日本応用経済学会著作賞)

賞状と盾(時計)(令和4年度 証券経済学会賞(図書部門))

M&Aフォーラム賞正賞 『RECOF賞』は、M&Aに関する法律・経済・経営・会計・税務・社会・文化等さまざまな観点からの優れた著作、研究論文を表彰するものです。

賞状(第16回M&Aフォーラム賞正賞(RECOF賞))

川本教授のコメント

2022年1月に刊行した拙著(『日本のマネジメント・バイアウト:機能と成果の実証分析』が上記賞を受賞いたしました。本書は、ここ20年間に行われた日本におけるMBOの動機やパフォーマンスについてアプローチしようとしたものです。マーケットの全体像を明らかにするためにデータセットの構築に注意を払うとともに、「内生性」といわれる変数間の因果関係の問題に対処するため、最新の統計手法を用いてそれを緩和しようと試みました。これらの点が評価され、大変嬉しく思います。また、南山大学の充実した研究環境と家族的な雰囲気のなかで研究に取り組めたことも、成果をあげる大きな要因になりました。関係各位に厚くお礼申し上げます。

受賞著書

川本 真哉 『日本のマネジメント・バイアウト:機能と成果の実証分析』
有斐閣 2022年1月