南山大学

 

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本学理工学部機械電子制御工学科の学生が
The 15th IEEE Transdisciplinary-Oriented Workshop for Emerging Researchers (IEEE TOWERS)で
Outstanding Poster Presentation Awardを受賞

2018年11月20日

Outstanding Poster Presentation Awardを
受賞した汲田さん

2018年11月3日に慶應義塾大学で開催されたThe 15th IEEE Transdisciplinary-Oriented Workshop for Emerging Researchers (IEEE TOWERS)で、理工学部機械電子制御工学科 奥村・藤井研究室4年の汲田祐さんがOutstanding Poster Presentation Awardを受賞しました。

IEEE(アイ・トリプル・イー)とは、米国に本部を持つ電気・電子技術に関する世界最大の学会であり、世界160ヵ国以上で会員数42.3万人を擁しています。IEEE TOWERSは若手研究者のための異分野学術交流を趣旨として設立され、IEEE東京支部およびスポンサー企業の支援のもと、過去14年間にわたりワークショップが開催されてきました。例年、IEEE の専門領域である電気電子工学を中心として、機械工学、情報学、物理学、材料化学、生物科学、ナノ・マイクロ科学、文化人類学など多様なバックグラウンドの参加者がポスター発表や意見交換会をとおして、プレゼンテーション能力向上や人脈形成等に役立てています。

汲田さんは「Broadband of a folded dipole antenna with reflector placed close to the body」と題して発表しました(Co-authors: Katsuyuki Fujii, Yasuyuki Okumura)。

発表内容は次のとおりです。

「携帯電話に搭載されたアンテナは通話時において人体近傍で使用される。アンテナから放射される電磁波の一部は人体頭部に吸収されると同時に、損失性媒質である人体の存在がアンテナの諸特性を劣化させてしまう。従って、アンテナ設計の際には人体との相互作用を考慮する必要がある。従来提案されている反射板付き折返しダイポールアンテナは局所SARの低減に有効であるが、帯域幅がダイポールアンテナに比べ狭い。そこで、広帯域化するため太さの異なる2線式折返しダイポールアンテナのステップアップ比の理論を用い、アンテナの諸特性を数値電磁界解析により算出した。また、生体等価ファントムを用いた実験により、その妥当性を評価した。」

その結果、本ワークショップの発表において、特に優れたプレゼンテーションを行った発表者と認定され、本賞を授与されました。


汲田さん(左)