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南山大学とカトリックの精神降誕祭(クリスマス聖式)

南山大学の降誕祭は、学生の課外活動団体「降誕祭実行委員会」のメンバーが中心となって開催するクリスマスイベントです。降誕祭が始まったのは1989年、学生たちの声がきっかけでした。当時、本学では小グループの学生によるクリスマス会だけが開催されていました。このため学生たちの間で、学生・教職員が全学的に参加できるクリスマス会を開催したいという声が起き、降誕祭が企画されたのです。今から考えると、カトリック修道会を母体とする南山大学においては必然的なことだったのかもしれません。

降誕祭行事は二部構成となっており、一部でクリスマス聖式、二部でクリスマスパーティーが開催されています。クリスマス聖式は神言神学院大聖堂において南山大学長、南山学園理事長、宗教教育委員会委員長の司式のもと執り行われ、降誕祭実行委員会委員長、体育会執行委員会委員長、文化会執行委員会委員長、大学祭運営委員会委員長による感謝の祈り、管弦楽団による演奏、聖歌隊 南山大学スコラ・カントールムによる合唱、キャンドルサービスなどが、厳かな雰囲気の中で行われます。

降誕祭の時期が近づくとキャンパス内に質素なひとつの小屋(馬小屋)が建ちます。これはイエス・キリストの生誕の家であり、欧米ではクリスマスを祝う飾りとして一般的に知られているものです。この馬小屋を飾る歴史はとても古く、聖書の「あなたがたは、布に包まって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるだろう」というイエス・キリスト誕生の一節に由来します。また、光輝くイルミネーションが飾られるのもカトリック修道会を母体とする南山大学ならではのことです。

降誕祭紹介動画はこちら