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「人間の尊厳賞」第1回受賞者が決定

「人間の尊厳賞」第1回受賞者が決定
「人間の尊厳賞」第1回受賞者が決定しました。
この賞は、自らの尊厳と他者の尊厳を認め、一人ひとりをかけがえのない存在として様々な活動に取り組む個人または団体・組織から、毎年、1名または1団体を表彰するものです。

■受賞理由

幼くして全盲となられた青木氏は、大学卒業後、米国に留学し、そこで障害のある中国人留学生の少なさに気づいたことから、中国・天津市に視覚障害者日本語学校を創設し、長期にわたり視覚障害者の日本語教育を行ってきた。障害者の自立と国際交流の深化への貢献および人々を勇気づける同氏の活動は、本賞の求める普遍性、多様性、困難性、独自性、継続性のすべてを実践するものである。


■Profile

1961年埼玉県浦和市生まれ。6歳の時、予防接種後の高熱で失明。筑波大学附属盲学校高等部を経て、87年、南山大学文学部教育学科卒業。米国・ニューヨーク州立大学バッファロー校修士課程修了、教育学修士。93年、中国・天津外国語学院に語学留学。94年、天津で中国初の無料日本語学校(天津視覚障害者日本語訓練学校)設立。同年、アジア視覚障害者教育協会設立。海河賞、友誼賞、外務大臣表彰など、国内外で多数の受賞歴がある。

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