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| 数理情報学部情報通信学科 バンダリ さくら 交換留学 University of Massachusetts at Amherst ,U.S.A. |
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| インド人の両親からの最初のプレゼントは「さくら」という名前だった。 妹の名は「スワティ」。どうしてわたしだけ日本風に名付けられたのだろう? 日本の文化、桜? 映画「男はつらいよ」の寅さんの妹、さくら? 単に響きがいいから? 理由は詳しくわからないが、 特別な感じがして、けっこう気に入っている。 わたしは日本で生まれ、1歳でニューデリーに帰り、 12年経って父の仕事の関係で再び日本へ。 インドで中学1年まで進んでいたにもかかわらず、小学6年生からやり直した。 宇多田ヒカル、マルーン5、インド映画音楽、スペインの曲、ヒップホップダンスが好き。 もっと好きなのはコンピューター・サイエンスを使ったものづくり。 自分なりの発想で新しくプログラミングしたものが作動すると、面白くてたまらない。 マサチューセッツ大学に留学してソフトウエア工学の応用学を受講し、 プロジェクトの授業で、生徒の宿題をオンラインで管理するアプリケーションを 作った時はうれしかった。 来年はアメリカの大学院でもっと勉強できたらいい。 アメリカの学生はクラスで活発に質問したり、意見を発表したり、 とてもポジティブだ。 やる気のない人は欠席するから、熱心な者だけが残り、積極的な授業風景が展開される。 ルームメイトのソニアは、アメリカで生まれ育ったインド人だった。 交友範囲が広く、イベントによく顔を出す彼女を通して大勢の友達と知り合うことができた。 ホームシックで泣いているわたしをきちんと叱ってくれた優しさを忘れない。 同じ寮の、日本人の「りしゅん」とは、買い物も映画も一緒に行き、音楽をふたりで聴いた。 明るく、誰とも気さくな社交家の彼女は、奇遇にもニューデリーに4年も住んでいたのだ。 学校生活やつきあいに慣れるにつれ、人見知りし、消極的だったわたしの性格も少しずつふくらんでいった。 日本語で好きな言葉は「失敗は成功のもと」。 ヒンディ語で好きなのは 英語では "Patience is bitter, but fruit is sweet." インドの家庭には30種類以上のスパイスがあり、絶妙にミックスさせて、おいしく料理する。 インドと日本とアメリカ、さらには他の国々をどううまく自分に取り込み、結実させていくか。 「さくら」を世界のどこで咲かせようとも、それがわたしの課題かもしれない。 |