
全問マーク式の解答形式。昨年同様、今年も、AIの語法問題(20題)、AII文法問題(1題)、AIIIの長文問題(2題)であった。解答時間はリスニングも含めて90分。3年前は長文問題が3題あったが、今年は従来の2題へと戻ったままであった。またリスニング・テストは、昨年同様、今年も20題だった。90分内にリスニング・テストを含むので受験生に解きやすい分量であった。
南山合格のためには、単に英語の成績がよいだけでは十分ではない。実際に南山の問題を解けなければ意味を成さない。高い英語の知識を要求されており、教科書レベルを超えた問題も出題される。よく言われるように英語のセンスが必要とされる。それは何も特別なものではなく、実際の英語圏内の生活でよくお目にかかる表現・知識である。海外留学の経験者が南山の問題に強いのはこのためである。こうした知識は高校の授業だけでは身につかないものもあるので、過去の問題を解いて、わからないところは辞書を引いて研究しておこう。辞書には必ず説明が載っている。こうした地道な努力こそが合格につながるのであって、しっかり考えることを避けて、暗記だけで逃げても意味がない。
試験問題は、語法問題、文法問題、長文問題、リスニング問題から構成されている。入試問題をこの4つの要素に分けて、それぞれに対策を立てて、受験勉強を進めること。語法問題は過去の問題を400題から500題は解かなくてはならない。この四択の語法問題は取り組みやすいので、早い時期から始めるとよい。夏休みまでに終わっておくのが理想である。主に動詞についてその使い方を問う問題で、選択肢にはどれもが正解となりそうなものが並ぶのも大きな特徴。
文法問題はいろいろな形式が出題されるから、数多くの問題に当たって、様々な形式を体験しておくとよい。代表的な形式は、6〜10行の短文の中の空欄を補充させる問題であろう。ここの問題はヒントが希薄で、高い読解力がないと正解は取れない。長文問題は、最初は時間がかかってもよいから、辞書をひきながら丁寧に読むとよい。秋を過ぎたら、解答時間を意識してやること。抽象度の高い人生論、芸術論を扱う評論型の英文ではなく、英米人の日常生活に見られる具体的なテーマを扱うものが圧倒的に多い。一つの英文に対して、設問は6〜8題が普通である。
リスニングについては、ふだんからラジオ、テレビの英会話番組を一年間通して聞いて耳を慣らしておくこと。過去のリスニングの問題を手に入れて、少なくとも3年分ほどは実際にリスニングの問題を聞いておこう。南山大学のホームページには過去3年分の問題が掲載されている。何と言っても、試験場では一度しか録音が流れないのだから。
※「傾向」「対策」部分は、河合塾の講師により作成されています。
このテストは英語を聞いて理解する能力を試すものです。問題は全部で30問。(A)(B)の2種類に分かれています。
1問の回答時間は10秒です。
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