

大学3年生になった頃から、将来どんな仕事がしたいのかを考えるようになっていました。そして、1つの商品やサービスを通して社会に貢献する民間企業とは違い、人々が暮らしやすくなるような基盤や仕組みを考えることで社会に貢献できるという公務員の働き方が自分には合っていると考え、公務員を目指しました。
公務員の中でも国家公務員Ⅰ種試験を受験したのは、国家公務員は国家規模の政策や法案などの検討に関わる仕事をすることができ、より大きな舞台で自分の力を発揮することができると考えたからです。
私が勉強を始めた時期は大学3年生の7月頃でした。それまでは、学校の授業以外は特に何も勉強していませんでした。独学では不安があったため、専門学校の公務員講座を受講していました。
授業を聞くことも重要だと思いますが、私が一番力がついたと感じているのは、問題集を何度も繰り返し解いたことです。同じ問題集を3回以上繰り返していました。公務員試験では似たような選択肢が出題されることもしばしばあるので、正解の選択肢以外でも、疑問点があればその場で調べ、わからなければ先生に聞き確実に理解するようにしていました。
所属するゼミでの学習です。私は岸智子先生の労働経済学のゼミに所属し、非正規雇用者や女性労働など、労働に関する社会問題について経済学の視点から研究していました。このような勉強の中で、「現在、社会ではどのような問題が起きていて、何が必要とされているのか。」ということを真剣に考えるようになりました。そしてこのことは、私が公務員を目指そうと考えたきっかけになったのではないかと思っています。
私の場合、約1年間は専門学校とのダブルスクールでしたが、きちんと計画を立てることで両立できました。確かに、大学の定期試験の勉強や資格試験の直前期など大変な時期はありましたが、分からない部分を友人や先生に聞くことで効率よく勉強を進めるようにしていました。
また、南山大学の図書館を頻繁に利用していました。開館時間も長く、勉強しやすい環境が整っているので、授業の合間や授業後の時間をうまく利用することで、公務員試験の勉強と両立していました。
公務員試験は、勉強する期間も長く、科目数も非常に多い試験です。また、大学の勉強とも両立しなければならなかったので、いつも計画を立てて勉強するようにしていました。そうしているうちに、物事を計画的に進めることができるようになったと思います。
キャリア支援室でのサポートだと思います。キャリア支援室では、公務員試験の日程や内容に関する資料や、受験した先輩方の体験記の資料を読むことができ、とても役に立ちました。他にも、面接の際の志望動機や自己PRをチェックしてもらうことができ、不安を解消することができました。
また、南山大学の図書館には、公務員試験の教材がたくさん揃っているので、図書館で勉強する際に利用していました。
卒業後は名古屋市役所で地方公務員として働きます。この進路を選んだ理由は2つあります。1つは、自分の育った街のために働きたい、という気持ちがあったことです。もう1つは、そこに住む人々の顔が見える場所で仕事をすることで、生の声を聞き、暮らしやすい社会を作るために本当に必要なものが見えてくるのではないかと考えたからです。
国家公務員Ⅰ種試験は勉強する期間が長いため、勉強している間に試験に不安を感じることもあると思います。そんな時には、気負いしすぎず、気持ちを切り替えることが大切だと思います。何か自分なりの気分転換の方法を持っておくとよいでしょう。私の場合は、勉強に行き詰まったときは、スポーツで汗を流して、気持ちを切り替えるようにしていました。
大変だと思いますが、自分を信じて最後まで頑張ってください。
(2010年12月 現在)
2010年12月現在

| ふかだ たかし | ||||
| 深田 貴 | ||||
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経済学部 経済学科 4年
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| 2007年3月 | 愛知県 名古屋高校卒業 |
| 2007年4月 | 南山大学経済学部入学 |
| 2009年7月頃 | 公務員採用試験の勉強を始める |
| 2010年6月 | 国家公務員採用試験Ⅰ種試験第1次試験合格 |
| 2010年8月 | 名古屋市職員採用試験最終合格 |
| 2011年4月 | 名古屋市職員として勤務予定 |