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Global News −南山大生の海外見聞録

Viva!交換留学

南米

近藤 圭介さん (外国語学部スペイン・ラテンアメリカ学科)メキシコ自治技術大学へ交換留学 [ 2013年8月〜2014年5月 ]


一週間のキューバ旅行で訪れた有名な革命広場


ルームメイトたちと小型バスをチャーターして行ったアカプルコ


ルームメイトとのクリスマスパーティ


ニューヨークにて念願の年越し

ひと口に留学といっても、期間や内容、かかる費用は実に多彩だ。
どんな留学をしたいのか、まずはそこを明確にする必要がある。
できるだけ長い期間、現地の生活に浸りながらスペイン語力を養い、興味ある国際関係学を学びたい。
そんな僕が、数ある留学制度の中から選んだのが「交換留学」だ。
これなら留学先の学費が免除され、(日本の)成績次第では奨学金までもらえるから、費用を心配せずに長期間の留学にチャレンジできる。
交換留学の選考にパスするには勉強を頑張らねばならないが、それも留学先で役立つと考えれば気合いも入る。
そんな訳で、僕は無事、1年度にわたる交換留学のチケットを手にすることができた。

メキシコ自治技術大学では国際関係学部に入り、メキシコ人学生と一緒に学びを深めた。
特に力を入れたのはアメリカとメキシコ、そして中南米の移民問題だ。
フィールドワークでは実際に移民の方に取材も行い、移民と麻薬抗争の関係など、メキシコならではの社会問題にアプローチできたのはとてもいい経験になった。
また別の機会には、学校に行くことができない子どもたちと出会い、勉強できるありがたみも学んだ。

メキシコの社会は、あらゆる面で日本とは異なる。治安もそうだ。
友達と車で外出中、通りにたむろする怪しげな男たちを何気なく目で追っていたら、「狙われるかもしれないから見ないで!」と注意された。
歩いていたならいざ知らず、車の中でさえ危険だなんて。
危機意識がMAXになったせいか、帰国後、お尻のポケットに財布を入れたり、荷物で場所取りをする日本の光景を見た時は、逆にカルチャーショックを受けたほどだった。
もちろん、メキシコには良い所もたくさんある。
一番の魅力は、現地の人々の大らかで温かな人柄だ。
誰もが人懐っこくて留学生の僕にも気軽に話しかけてくれるから、友達も大勢できた。
大らかさの影響(?)なのか、大学は休日が週3日あったので、友達とはよく旅行もした。
行き先は、メキシコ国内はもちろん、アメリカ、キューバなど。
アカプルコへの旅行では、友達10人で小型バスをチャーターし、思うままに名所を訪ねた。

留学中、僕は国と国のかかわりをどっぷり学び、いろんな文化や人と触れ合う楽しさを知った。
そしてその経験を活かせる仕事に就きたいと思うようになり、海外旅行専門の旅行会社に就職が決まった。

これから先も、留学での経験は一生自分の軸になっていくだろう。
僕にかけがえのない財産をくれた「交換留学」に、改めて感謝したい。

見聞録メモ

費用

授業料:免除(留学先)、約95万円(南山大学・年額)
家賃:約3.5万円(アパート・月額)
食費:月2.5万円
奨学金:留学奨励奨学金20万円、友の会奨学金30万円

おすすめスポット

メキシコシティ・コヨアカン地区

市場や公園、レストランなどが点在する、お洒落で美しい住宅地。週末になると子どもからお年寄りまでたくさんの人で賑わいます。

おすすめの食べ物

タコス

トルティーヤという薄く柔らかい皮で、肉やチーズを挟んで食べます。味や具材は店によって違うので、何度食べても飽きません。夜食にも最高!

苦手だった食べ物

モレ

鶏肉やごはんにかけるソース。チリとチョコでできているのですが、甘さと辛さのコラボがどうしても好きになれず…。日本の納豆と同様、現地でも苦手な人は多いみたいです。

(2015年12月掲載)