受験生の皆様

Global News −南山大生の海外見聞録

真逆だから、おもしろい

日本・南米

Martinez Lilianaさん (人文学部日本文化学科)メキシコからの留学生


ワールドフェスティバルでメキシコを代表して紹介した


努力の結果、奨学金をもらえた!授与式にて


七夕の日に浴衣を着て


入学後一泊で行った伊良湖への学科での旅行

勤勉で、魚しか食べない人たち。
日本に来る前は、日本人のことをそんなふうに思っていた。
初めて日本を訪れたのは、日本語の勉強を始めた高校生の時。
夏期プログラムを利用して一ヵ月間留学し、こんな興味深い国、たった一ヵ月で知ることなんてできない、大学は日本へ留学したい!と思うようになった。
ちょうどその頃、南山大学へ留学している高校の同級生と話す機会があり、導かれるようにこの大学にやって来た。

留学してみて、性格や文化など母国とはいろいろな面で真逆なことに驚いた。
メキシコ人はよく言われるように、とても陽気。
お出かけや大人数で何かをする場面ではかなりアクティブで、挨拶する時は頬にキスするのが礼儀正しい。
そんな私にとって一番びっくりしたのは、先輩と後輩など、日本の上下関係の厳しさ。
それにクリスマスの過ごし方も全然違う。
メキシコでは多くの人がカトリックなのでクリスマスは家族で賑やかに過ごすけど、日本では恋人同士でロマンティックに過ごすなんて。
そして、日本は時間にもとても厳しい。
メキシコでは約束の時間に15分までは遅れても大丈夫。
だけど日本ではちゃんと約束通りの時間に間に合わないといけない。
余裕を持って出かけることに慣れるのは、かなり苦労した。
でも、そうやって日本社会に適応しようとすることは、今までの自分を見つめ直す良い機会になった。
使い慣れた言語や社会で生活している時には気づかなかった、自分のわがままや気まぐれなところを反省することもあった。

日本のホストファミリーは、今や母国の家族と同じぐらい大切な存在。
クリスマスの飾り付けをしたり、ケーキを作ったり。
年末年始には一緒に大掃除をし、紅白歌合戦を見て、おせち料理を食べた。
いっぱい違うところはあるけど、世界のどこでも家族のぬくもりは一緒。
やっぱり最高だなあと思った。

授業では日本の文化について学び、最近の社会現象を分析するのが楽しい。
休日は近くのお寺を巡ったり、日本文化の体験イベントに行ったり。
一方で、文化センターや国際イベントでメキシコの文化を紹介するなど、その度に母国のことを改めて知る機会にもなっている。
違うからこそおもしろい日本とメキシコをもっともっと知りたい。

見聞録メモ

母国・メキシコはこんな国

国土は日本の6倍で、ピラミッドを始めとする世界遺産が多い。気候は地域によって違うため、様々な自然が息づいている。食べ物は基本的にスパイシー。料理にはとうもろこし、豆、アボカドをよく使う。日本人には映画の影響かサボテンと帽子などのイメージがあるらしいが、都会は高層ビルが多く、田舎では昔ながらの田園風景が見られる。

おすすめの授業

「Introduction to International Organizations」

各国の大使館の一員になったつもりで、チーム同士が議論を交わす。授業はもちろん、宿題や毎回の発表まですべて英語のため、国際的な場面で活動するための単語やディスカッション技術が身についた。

日本で好きなもの

お寿司(特にマグロ、サバ、サーモン)、干し柿や和菓子が大好き。
Mr.Childrenの大ファン!

留学を考えている方へのメッセージ

留学は大学生活で一番心に残る経験になると思います。留学する前と後の自分は驚くほど違う。自分が思うよりもいろいろなことができるんだと実感するはずです。家族を大事に思い、自分の国や文化を改めて好きになれるのも留学のおかげ。様々な国の人と会え、世界中に友人ができることも、私にとってかけがえのない経験です。

(2013年6月掲載)