オセアニア
大竹 ひとみさん(法学部法律学科)海外法文化研修でオーストラリア マッコーリー大学へ [ 2016年8月(約4週間) ]
マッコーリー大学の法学部の刑法の授業を聴講しました。
語学学校のクラスメイトと記念撮影。
南山大学のプログラムで州議会を見学しました。
ホストファミリーが自分の誕生日をお祝いしてくれました。
語学学校の最終日には卒業式のイベントが用意されていました。写真は同じクラスの日本人で集まって撮りました。
海外留学に興味はあるけど、実際に事を進めるとなるとなかなか勇気が出ない。
そんな私だったが、3年次、ついに重い腰を上げる時が来た。
我が法学部で、夏休みを利用して海外の法事情と英語を学ぶ「海外法文化研修」という短期留学プログラムが始まったのだ!
大学のプログラムであれば安心して参加することが出来る、何より就職活動が始まる前の最後のチャンス。私は迷うことなく参加した。
初めて訪れたオーストラリアは、聞きしに勝る多民族国家だった。
街を歩けば英語はもちろん、スペイン語、イタリア語、中国語、韓国語など、様々な言語が飛び交っている。
肌や髪の色も、言語も、文化背景も、みんな違うのが大前提。
そんな雰囲気がとても心地良く、私はこの国が大好きになった。
留学先のマッコーリー大学では、午前中は付属の語学学校のクラスで英語を学び、午後は法学部の授業を聴講したり、大学のあるニューサウスウェールズ州の州議会や裁判所を訪問した。
英語のクラスはアジア人の学生が多かったが、韓国や中国の学生は、先生の問いに対して2倍、3倍の回答をする。英語でのコミュニケーションに全く抵抗がないのだ。
さらに彼らが政治や宗教の問題を話題にすることにも驚いた。先生を含め、みんな真剣に議論していた。
最初は戸惑っていた私も、積極的に授業に参加するうちにクラスに馴染み、いろいろな文化や価値観を持つ仲間と過ごす時間を思いきり楽しめるようになった。
また現地ではホームステイも体験し、休みの日には買い物や観光地などあちこちに連れて行ってもらった。
私は8月生まれで、留学中に誕生日を迎えたのだが、その時にホストファミリーがお祝いしてくれたことは一生忘れられない。
たった1ヶ月ステイしただけの日本人留学生を、こんなに想ってくれるなんて。
大切なのは時間の長さじゃなく、密度なんだと身に染みて分かった。
この留学で学んだのは、今の自分にできることを精一杯やることと、多様な人と積極的に、誠意をもって関わることの大切さだ。
これからの人生、不安もたくさんあるけれど、このことさえ忘れなければきっと上手くいく気がする。
まずは、まっさらになった自分で、目前に迫る就職活動に全力で取り組みたい。
費用約62万円 [ 内訳 ]プログラム費:約47万円(授業料・ホームステイ代を含む)
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1日のスケジュール[平日]午前中は大学内の語学学校で英語の授業を受講。午後は法学部の授業を聴講したり、州議会や裁判所を見学するなど、現地の法知識を幅広く学びました。 [休日]ホストファミリーと過ごしたり、友達と観光や買い物に出かけたり。オーストラリアのゆったりした生活を満喫しました。 |
おすすめの食べ物フィッシュ&チップス 特にフィッシュマーケットで食べたものが絶品でした! |
おすすめスポットブルーマウンテン シドニーから車で2時間くらいのところにあります。 |
(2017年9月掲載)