受験生の皆様

Global News −南山大生の海外見聞録

想いがあれば、語り合える。

北米

加藤 瑞紀さん (人文学部人類文化学科)アメリカ・ミズーリ大学へ交換留学 [ 2011年8月〜2012年5月 ]


ミズーリ大学コロンビア校のグリーンエリアにて


ミズーリ大学のシンボルMemorial Union前にて


友達の家で友達の甥っ子たちと


インドでのフィールドワークで、村の学生たちにインタビューをしている様子

「君はどう思ってるんだ?」
「なぜそう思うんだ?」

アメリカ人は自分の思っていることをはっきり言い、ささいなことでも意見を求めてくる。
さすがはジャーナリズムの本場だ。
留学先のミズーリ大学コロンビア校には、他国からも大勢の留学生が来ていて、授業やボランティア活動などに積極的に参加していた。
人類学はもちろん、社会学や国際関係学、アメリカから見た日本の宗教などさまざまな授業があり、ディスカッションでは全員が意見を言い合う。
私は話題についていくだけで必死。
頑張って何かしゃべっても聞き返されてしまう。
自分の意見を言うどころではなく、議論が始まると逃げ出したくなる時もあった。

ある日、人類学の授業を一緒に受けているクラスメイトの家に泊まりに行き、夜遅くまで互いに熱く語り合ったことがあった。
この夜の出来事は忘れられない。
授業中、いつもおとなしい私の変貌ぶりに、友人も驚いたに違いない。
自分の経験や夢、人類学について、話したいこと、伝えたいことがいっぱいあったのだ。
『私はインドのタミルナードゥ州というところに、授業で2度フィールドワークに行った。
自分にとって未知の世界だった南アジア。
貧しい農村で、学校に行けない子どもたちもいた。
でも、そこに住む人々の笑顔は明るく、苦しい中でみんな一生懸命に生きていた。
その時の経験から、人類学の面白さに気づき、現地に実際に行くことの大切さなど、多くのことを学んだ。
インドで出会ったあの人たちのために、何か少しでも役に立ちたい。
この留学で語学力を身につけてイギリスの大学院に進み、インドの開発について学び、将来はそうした分野に携わりたい。』

そんな私の想いを、たどたどしい英語で夢中になって話し続けた。
友人は興味深そうに耳を傾け、うなずき、また貴重な意見をくれた。
夜が更け、半分寝そうになりながら「国籍は違っても、世界には同じ想いを持つ人がいるんだなあ」としみじみ思い、うれしかった。
アメリカ留学中、とうとう好きになれなかった、食べるとジャリジャリ音がする激甘ドーナツ。
あの懐かしいドーナツをほおばりながら、もう一度彼女と朝まで語り合いたい。

見聞録メモ

費用

約100万円

[ 内訳 ]

授業料:免除(留学先)、90万円(南山大学)
家賃:約4万円(寮・月額)
食費:約3.5万円(月額)
奨学金:50万円

おすすめの食べ物

チーズのかかったポテトとマッシュルーム揚げ。そして、そのギトギト油を消してくれるアメリカン・ブルーベリー(笑)。

一日のスケジュール

[ 平日 ]

朝から15時くらいまで授業。その後、日本人の留学生の仲間たちと一緒に立ち上げた日本語クラブに参加。日本語を学んでいるアメリカ人の学生たちに日本語を教えた。夜は、翌日の課題に取り組んだ。

[ 休日 ]

課題やプレゼンがある時は、大学の図書館や学生会館で勉強。それ以外は、友人と寮のキッチンで料理したり、買い物に行ったり。ホームパーティに参加したりもした。

留学を考えている方へのメッセージ

本やインターネットでは知ることができないことを知り、世界を身近に感じることができる、それが留学です。国際的な南山大学には、そのチャンスがたくさんあります。まずは世界に飛び出してみてください。きっと道はり開かれるはずです!

(2013年6月掲載)