受験生の皆様

Global News −南山大生の海外見聞録

本当?意外?どっちでも留学は楽しい

北米

志村 和良さん (人文学部心理人間学科)カナダ・クイーンズ大学へ認定留学 [ 2010年9月〜2010年12月 ]


ピクトンにて


卒業セレモ二―で先生に担ぎあげられている瞬間


クイーンズ大学の校舎

テレビや本で見る海外って「本当の姿」なのかな。
中学生の頃から興味があった海外に行ってみようと思ったのは、そんな疑問からだった。
留学したのは、カナダのクイーンズ大学。
文法、リスニング、ライティング、プレゼンテーションを学んだ。
入学式のあと、いきなり英語力のテストがあったのには焦った。
得点に応じてクラス分けされるのだが、もちろん上のクラスになるほど勉強の難易度は上がる。
日本にいる間に猛勉強した成果が出て、2番目に難しいクラスになったのは、ちょっとした自慢だ。

カナダと言えば美しい自然を想像する人も多いだろう。
確かに街中でもあちらこちらで野生のリスを見ることができた。
でも何か違う…?よく見ると、一般的に日本で知られている茶色ではなく、みんな真っ黒になり、たくましくエサを探している。
人間が出したゴミを頼りに生きてるなんて…。
現地の人は当たり前すぎて無関心。
可愛いリスの姿を想像していただけに、意外だった。
ある時、ピクトン(Picton)という小島を訪れた。
カナダ本島から連絡船が出ていて、観光名所ではないが、島の人々の普段の生活に触れることができた。
お年寄りが多く住み、ゆっくりとした時間が流れていて、私も老後はピクトンに住もう、と心に決めた。

留学中、国籍の違う学生と日本について語る機会が多く、日本はどんな国なのか、自分はどういう人間なのか、ということを考えさせられ、自分のことを客観的に見ることができるようになった。
日本という国や、日本人であることに誇りを持つようになり、良い意味で自尊心が高まったと思う。
日本人は調和を重んじて反対意見を控える傾向があるけれど、世界に出ると、黙ってうなずいているだけでは周りからは何も考えていないと見なされてしまう。
留学をきっかけに、自分の意見を伝えようとするようになった。

大学生になると、まとまった時間が手に入る。
大学生活での自由な時間は自分だけのもの。
授業、バイト、クラブ、何に時間を使ってもいいし、正しい使い方というのはない。
でも、その時間を留学に捧げた者としてこれだけは言いたい。
留学は、楽しいぞ!

見聞録メモ

費用

約$4,700

[ 内訳 ]

授業料:$3,900(留学先)
家賃:約$837(ホームステイ・月額)
奨学金:15万円(留学奨励)

[ アドバイス ]

大金を持って現地に行く場合は、トラベラーズチェック(いわゆる小切手)がおすすめ。

おすすめの食べ物

プーティーン(Poutine)
フライドポテトの上にグレイビーソースとチーズなどが乗っている。ファストフード店には必ずあるし、専門店もある。

大学でのおすすめ施設

大学には無料で利用できるジムがあり、最新鋭のトレーニング機器が揃っていた。留学中は運動不足になりがちと言われるけれど、このジムのおかげで体を動かし、リフレッシュすることができた。張り切ってトレーニングしすぎて首を痛め、病院に行くはめになったことも、今となっては良い経験。

文化の違いで戸惑ったこと

チップをどれだけ渡せばいいのかわからなくて、最初は法外な金額を渡していた。日本では練習できないので、現地で慣れるしかない。

(2013年6月掲載)