受験生の皆様

Global News −南山大生の海外見聞録

夢はあたためるもんじゃない

北米

中川 大輔さん (経営学部経営学科)アメリカ・アリゾナ州立大学へ交換留学 [ 2010年8月〜2011年5月 ]


アメリカでできた友人と


冬休みに行ったニューヨークで南山大学の友人と

「アメリカでバスケットボールがしたい!」
高校時代から、ずっとあたためていた夢。
結局、高校ではかなわず、リベンジを果たそうと留学制度が充実した南山大学に進学した。
でも、大学に入って、そんな甘い夢は消えた。
学びを深めるうち、良い意味で大人になったのだと思う。
海外生活で自分のやりたいこと、目標を見つけたいという気持ちに変わり、とにかく一歩を踏み出そうとアメリカへ留学した。

アリゾナ州立大学での学びは、刺激に満ちていた。
ヒスパニックの文化やアジア系アメリカ人の歴史…
今まで知らなかった新しい分野を英語で学ぶ授業は、とても面白く、夢中になった。
ある日は、ファースフード店の店員のぞんざいな態度に腹を立て、またある日は、バス停などで気さくに話しかけてくる見知らぬアメリカ人と会話を楽しんだ。
文化や人々の気質の違いに、困ったり、とまどいながらも、だんだんと自然に溶け込んでいく自分がいた。
長期休暇には、広大なアメリカ中を旅した。
ニューヨークからワシントンDC、ロサンゼルス…
そして母親が幼少期に住んでいたというテキサスへも。
寝坊で飛行機を乗り過ごしたり、20時間以上バスに揺られて移動したことは、忘れられない思い出だ。

そうやってアメリカにすっかり馴染み、帰国した時気づいたこと。
多くの人に「はっきりと自分の考えを伝えるようになったね」と言われた。
人に気をつかうことと、自分の考えを言わないことの違いを、アメリカで学んだからだろうと思う。
海外で生活するということは、その国の文化を学ぶと同時に、日本の文化の素晴らしさを再認識することでもある。
どちらが良い悪いではなく、日本人として日本の文化を理解していくということだ。
海外に出ることで見つけた、日本人としての新しい自分。
将来に向けて、今度こそ確かな夢をかなえるつもりだ。

見聞録メモ

費用

[ 内訳 ]

寮費(月額):48,000円、南山大学授業料:450,000円、語学学校授業料:200,000円、食費(月額):約25,000円、奨学金:南山大学派遣留学奨学金200,000円

[ アドバイス ]

クレジットカードの手数料や日本からの送金方法などを、前もって調べて下準備をすると良い。

帰国後の逆カルチャーショック

日本人のオシャレさに驚いた!アメリカでは大学にオシャレをしていくという感覚が薄れていたので、Tシャツにジーンズ、スニーカーという格好で大学に行くと、周りの友人や他の学生が本当にオシャレでビックリ。

一日のスケジュール

[ 平日 ]

9時または10時から授業。15時ごろから自由時間。スターバックスでコーヒーを買って、MU(学生が集まる学内施設)で宿題をしながら友人とおしゃべり。夜は週の半分はジムへ行って運動。

[ 休日 ]

友人と大きなショッピングモールへ。語学学校のプログラムで、グランドキャニオンや砂漠の中にある動物園、映画の撮影スタジオのテーマパークへも行った。

留学する方へひと言

海外で日本の文化から離れて生活するという事は、留学先の文化を学ぶと同時に日本の文化の素晴らしさを再認識するチャンスでもあると思います。大切なのは、日本人として、日本の文化を理解していく事だと思います。語学力や異文化交流だけでなく、自分の国の文化を理解するのに素晴らしいチャンスを留学はくれると思います。

(2012年11月掲載)