受験生の皆様

Global News −南山大生の海外見聞録

世界中の友達が教えてくれたこと

ヨーロッパ

三好 加奈子さん (外国語学部英米学科)スウェーデン・ストックホルム大学へ交換留学 [ 2013年8月〜2014年6月 ]


スウェーデンの世界遺産であるドロットニングホルム宮殿にて


人生で初めて自分で開いた誕生日パーティ


友人たちと楽しんだストックホルムの雪合戦


よく散歩していた美しい水辺の道

大学に入学して数ヶ月。
授業にも生活にも慣れ、何気なく毎日が過ぎていく中で、ふと思った。
「私、このままでいいの?」
今までの自分から一歩抜け出したい、新しいことに挑戦したい。
ならば自分の活動領域を一気に海外まで広げようと、思い切って留学した。

スウェーデンは移民国家だ。その影響か留学生も多い。
街にもキャンパスにも、さまざまな人種や文化が入り混じっている。
だからストックホルム大学では、英語をアカデミックな分野で使うための語彙力強化やプレゼンテーション、ライティング、ディベートのスキルを養う授業に加え、博物館や調査活動などのフィールドワークで現地の文化を学ぶ授業も受講した。
どれも各国からの留学生と学ぶのだが、テーマに対する意見からグループワークの進め方まで、面白いほどに一つ一つが違う。
英語を学んでいるというより、英語で世界を学んでいる、そんな感じだ。

異なる文化背景を持った人々が共生するには、お互いに一定の配慮が必要になる。
頭ではわかっていたつもりだが、実際はなかなか難しい。
友達とのパーティで、相手が宗教上の理由で食べられない料理を作り、困らせてしまったり。
旅行先のレストランで、アジア人というだけで不当な差別を受け、心底腹を立てたり。
恥ずかしさや、悔しさや、申し訳なさ。
日本にいたら決して味わうことのなかった体験を重ね、私の心は強く、広くなった。

そして、そんな体験を支えてくれたのは他ならぬ英語だ。
留学するまでは、世界は遠く、グローバルに活躍できるのはほんの一握りの優秀な人と決めつけていた。
でも、スウェーデンで国籍も生き方もさまざまな人に出会い、直に話を聞くと、皆カッコ悪い失敗や地道な努力をしてきていた。
世界は自分が思うよりもずっと身近で、人間味に溢れている。
そして「英語」という共通のツールさえあれば、誰だって世界中の人とつながることができるのだ。
留学中に開いた私の誕生日パーティには、50人以上の友人が集まり、祝福してくれた。
彼らから教えてもらったたくさんのことを、これからの自分に活かしていこう。
これからの人生で「やっぱり留学して良かった」と、何度も実感できるように。

見聞録メモ

費用

授業料:免除(留学先)、約98万円(南山大学・年額)
家賃:約5.5万円(寮・月額)
食費:月12万円(食事と雑費を含む)
奨学金:日本学生支援機構第二種給付奨学金月3万円

おすすめの食べ物

シナモンブレッド

シナモンがたっぷり使われた渦巻き状のパン。スウェーデンのソウルフードのような存在です。

おすすめのスポット

ユールゴーデン島

ストックホルムは水の都と呼ばれるだけあって、街全体がファンタジーの世界のようですが、ひとつあげるならココ。周辺にはカフェなどもたくさんあって、ほっこり落ち着けます。

留学を考えている後輩へのメッセージ

言葉が話せるか、現地の生活に対応できるかなどを考えるのは後にして、挑戦したい気持ちを大切にしてください。やろう!と腹を括れば、勉強や現地の情報収集にも積極的になれるはず。南山大学のスタッフの方が親切にサポートしてくれますから、一人で悩んでいないで、まずは相談を!

(2015年12月掲載)