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大学祭を沸かせるチアリーダーズ「RUSTLES」


 NANZAZN FESTIVAL 2004「VIVA楽祭」が10月31日から11月3日まで名古屋キャンパスで開催された。例年同様メインストリートには様々な模擬店が軒を連ね、教室棟は意趣を凝らした企画で賑わいを見せていた。今年の学内ライブには“くるり”、南山寄席には林家染丸師匠、林家染二師匠をお招きした。バンド演奏、ゲーム企画、講演会、コンサートと盛りだくさんのイベントが続き、最終日には今年初の「後夜祭」が催され、例年以上に華々しく幕を閉じた。
 大学の一大イベントである大学祭を中心となって企画運営するのは、大学祭運営委員会。大学祭期間中、お揃いのつなぎを着た彼らをキャンパスの至るところで目にしたであろう。今回、大学祭を裏から支えるこの委員会の活動を 覗いてみた。盛大なNANZAZN FESTIVALはどのように運営されているのだろうか。大学祭本番前に訪問した運営委員会部室は騒然とし、本番にむけた気迫の漂う空間と化していた。大学祭運営委員会委員長の山本康司さん(経済学部経済学科3年)に話を伺った。

模擬店


 大学祭運営委員会は模擬店などを取り仕切る「一般企画部」、それ以外を担当する「特別企画部」、ステージの音響等を管理する「PA部」「ステージ企画部」、出納を管理する「財務部」、大学祭のPR・パンフレット作成をする「広報部」、交渉事を担当する「渉外部」の七つの大きな部署と、細かい内部企画を担当する部署がある。内部企画はメインステージ、サブステージ、オープニング、スタンプラリー、フリーマーケット、当夜祭、後夜祭に分かれ、それぞれを担当するチームは主に1・2年生が中心に構成される。サブステージで行われたゲームを考えるのは、この内部企画の中のサブステージ係。それぞれのチームが毎週打ち合わせを重ね、委員全員が集まる週1回の会議で報告するという綿密なシステムである。模擬店、展示などの各企画の団体責任者が集まり、計6回の総会を開き打ち合わせを行う。ゴミの分別回収、再生紙トレーの使用の徹底についても話し合う。
 「運営で苦労することは人手のやりくり。今年は例年にない後夜祭の企画があったため、より人手不足だったが、今年初めて大学祭を経験する一年生の委員もしっかりしていて頼りになる」という山本委員長。実動48名で大部分をこなしている。大学祭を終えた山本委員長は「大学祭に遊びに来て下さった方たちと一つになれたと思っている」と振り返る。
 台風で心配だった天候にも恵まれ、NANZAZN FESTIVAL 2004「VIVA楽祭」は大盛況のうちに幕を閉じた。



力作の階段アート


 10月23日・24日、第4回聖南祭が瀬戸キャンパスで名古屋聖霊短期大学と共同で開催された。両日とも気持ちの良い秋晴れの空のもと、キャンパス内は活気に満ち溢れていた。今年も恒例となった階段アートには「Party〜燃えあがけ!青春〜」という聖南祭のテーマが大きく色鮮やかに彩られ、来場者を驚かせた。この装飾のために実行委員は夏休みから取り組んだというだけあり、絵の至るところまでこだわりが感じられた。テーマには「大学祭を通して様々な人が集まる場にしたい。聖南祭でしか味わえないものがある!」という実行委員の想いが込められている。
 今年の一番の見所は、来年瀬戸で開催される「愛・地球博」のマスコット「モリゾー」と「キッコロ」に会えることだ。ステージ企画や教室企画でも「愛・地球博」に関する催しが準備され、多くの来場者が楽しんだ。その他、NAP(南山短期アジアプログラム)に参加した学生による報告展示会や各国料理のお店、アジア出身の留学生による母国料理の模擬店をはじめ、チャリティーカフェや今年初めて開催したホームカミングデーなど瀬戸キャンパス独自の企画が盛りだくさんあった。

模擬店


 今年、聖南祭実行委員長を務めた増田裕一さん(総合政策学部総合政策学科3年)は「聖南祭が自分の大学生活と言ってもいいほどであり、やりたいことを見つけ、実現できた。みんながあっての聖南祭なので本当によかった」と振り返った。「来年から名古屋聖霊短期大学がなくなるため、聖南祭という名前もなくなるのではないかと心配だったが、この名前だけは来年以降も引き継いでいきたい」と力強く話してくれた。
 実行委員は大学祭の直前はほとんど眠れず精神的にも肉体的にも辛い日々が続く。しかし、大学祭の終わったあとの達成感は本当に大きいものだと言う。この達成感があるからこそ、来年の大学祭に向けて活動に燃える。みんなが楽しめる大学祭を作っていきたいという共通の想いが大学祭を成功させる秘訣である。大学祭が終わっても大学祭に対する熱い想いは冷めることなく続く。来年もまたすばらしい大学祭を期待している。