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 南山エクステンション・カレッジは、10月16日から11月6日まで毎週土曜日の午後、途中20分の休憩をはさみ90分の講義を2つ行う形式で、特別講座「中小企業の経営革新セミナー」を開講した。
 この講座は、大同生命保険株式会社の創立100周年記念事業寄付講座として、TKC全国会(税理士・公認会計士の全国組織)の協力のもと昨年度から始まり、今年で2年目を迎える。澤木勝茂教授(数理情報学部)と斎藤孝一教授(経営学部)がコーディネーターを務め、7人の講師によって中小企業経営者をはじめとする社会人の方々を対象に、激変する経済環境の中で経営革新と活性化を目指して、経営に関するスキル・アップを図るための講座である。
 90名の受講申込があり、受講者は30代から50代までと年代的に幅広く、会社員、会社経営者や税理士等の専門職の方々も受講されている。講座の主な内容は、(1)中国企業の市場主義管理―ハイアールの事例から―(2)現代中国財務諸表を読むために(3)中小企業のビジネスプランや業績管理について(4)地域経済の活性化に向けて(産業クラスター)について(5)企業倒産の現場からの視点で「倒産事例」について(6)日本的人事管理は間違っていたか(7)会社経営者の実例紹介などである。講座終了後のアンケートでは、約70%の方から良かったと好評をいただいた。
 講座の最終日には、講師を交えて受講者との交流会も行われた。大学が地域社会に開かれることの必要性が強調される中、教室での講義だけでなくアメニティの充実を図り、休憩時間や講義終了後に講師や参加者間の交流の場を提供していくことも必要となるだろう。
(横山輝雄 南山エクステンション・カレッジ委員会委員長)