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 2000年4月に瀬戸キャンパス(瀬戸市)に、「問題を多面的にとらえ、合理的な解決を図る」人材の養成を標榜した総合政策学部および「理想的な情報社会を創造する技術者の育成」を目標とした情報通信学科と「有用な情報提供により、社会に貢献できる情報アナリストの養成」を目標とした数理科学科の2つの学科を有する数理情報学部が設置された。そして、今年の3月には瀬戸キャンパスで学んだ学生たちが巣立っていった。


 このほど、週刊誌『アエラ』(朝日新聞社発行)8月16日号の「67大学370学部就職ランキング」において、文系および理系の就職率第1位を本学総合政策学部と数理情報学部が独占した記事が掲載された。これによると、文系では本学総合政策学部と群馬大学教育学部が86%で同率一位、理系では本学数理情報学部が91%と高い数値を得て1位となった。これも、南山大学の教育活動が社会において評価された一面であることが窺い知れる。就職者の内訳は、総合政策学部においては、民間企業79%(各種製造30%、金融・保険15%、商社・流通12%など)、公務員3.4%が主な就職先であった。一方、数理情報学部においては、民間企業63%(情報処理51%、各種製造19%など)、公務員1%、教員1.5%が主な就職先であった。
 なお、本学では学生のキャリア支援を行うため、これまでの「職業指導室」を「キャリア支援室」に改称するとともに、学生に考えさせ、自主性を発揮できるような指導体制を確立し、また就職に関するすべての情報を公開すべく本学独自の就職支援サイト「就職情報システム」を開発・運営している。このほか、名古屋キャンパスと共通する催しとして、就職ガイダンス、業界・職種研究会、先輩による体験発表会などキャリア支援室主催の行事を開催している。また、瀬戸キャンパス独自の企画として、理系の学部を擁するキャンパスでは、情報系業界職種研究会、情報系企業学内会社説明会を開催している。瀬戸キャンパスの第一期生は、これらガイダンスなどの参加者数も多く、就職に対するモチベーションが継続して高かったことが窺われ、就職率第1位へと繋がった。
 キャリア支援も教員と職員の協働でなせることであり、指導教員にも指導学生の就職状況を把握してもらうために、年数回の調査を実施するなど学生からの報告を絶えず確保し、その結果、両学部の進路把握率が100%となったことは特筆に値する。今年初めての卒業生を輩出し、就職率において高位の結果が得られたが、今後も教職協働で継続したサポートを実施し、この高位の結果を持続させていきたい。
(吉崎誠 瀬戸キャンパス事務部第二課長)