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 今年で第45回を迎えた「上南戦―上智大学・南山大学総合対抗運動競技大会」の本戦が南山大学名古屋キャンパスを主会場とし、6月4日、戦いの火蓋を切った。昨年度の総合優勝でマルクス学長就任以来、5勝6敗に持ち込んだ南山。今年は学長の目指す「上智・南山の対等関係(6勝6敗)」を築くために真剣勝負の戦いとなった。一方、昨年は雨天のため満足のいく試合ができなかったことで、今年こそは優勝しようと強い意気込みを見せた上智。結果は南山が24勝10敗で優勝旗を手にし、10年ぶりの2連覇を獲得。マルクス学長在任中に6勝6敗という念願の成績を収め、「上智・南山の対等関係」を樹立した。
 
詳 細


★接戦を制した南山

 雲ひとつない快晴の中、上南戦が始まった。開会式では「45回という歴史を刻むことができたのは、同じ建学の理念を掲げる両校の親睦を深める目的があったからである。今回の上南戦によって、両校の関係が一層緊密になるよう期待している」と挨拶するマルクス学長に引き続き、「両大学は離れているため交流の機会が限られているが、上南戦で交流ができて嬉しく思う。両校ベストを尽くして、一生の思い出となることを望む」とカリー上智大学学長。開会式後に行われたのはバスケットボール男子。南山が88対83で制し、好調のスタートで本戦へ突入した。
 2日目、体育館で行われたバレーボール女子。上智が粘り強く攻撃を仕掛けながらも、試合は終始南山ペースで進んだ。サービスエースと相手コートの隙を狙った巧みなアタック攻撃で、見事3セット先取のストレート勝ちで3連覇の南山。名古屋キャンパス西側の弓道場(澄心道場)では弓道部が男子84対66、女子42対29といずれも大差をつけて南山が圧勝。「この1勝が南山の総合優勝につながれば嬉しい」と語る兵藤逸絵キャプテン(経済学部経済学科3年)。昨年の勝利に引き続き戦力を強化したラクロス女子。試合開始直後、上智のシュートが決まり緊迫した空気が漂ったが、南山も次第に勢いをつけ3対3の同点に並び快進撃の開始。まさに応援団の「守って速攻ディフェンス一本」という熱いエールどおり、キーパーの活躍とゴールまで着実にボールを運ぶ選手たちの連携プレーで点差を広げ、12対6で南山は2連覇を飾った。鈴木亜希子キャプテン(人文学部人類学科4年)は「部員80人の全員の成果と部全体で掴んだ勝利」と喜びを語った。2日目全試合が終了した時点で、18勝7敗となり南山の総合優勝を確実にした。 最終日の3日目は朝からあいにくの雨模様であったが、午後から晴れあがり予定どおり試合が行われた。体育館で行われたバドミントンは男女ともに3対2で、昨年に引き続き南山が勝利を決めた。続いてバスケットボール女子も闘志あふれる戦力で90対51と輝かしい成績を残した。有終の美を飾ったのは、メインアリーナで行われたハンドボール。双方ともスピード感あるプレーで互角の戦いが続いた。南山がシュートのチャンスを得てもなかなか得点につながらない状況が続いたが、32対28で決着。最終試合も南山が制し、総合優勝に花を添えた。

★目指せ史上初の3連覇!

 日比一登(経営学部経営学科3年)上南戦実行委員長の「とにかく勝つ!」という宣言どおり、南山の総合優勝で幕を閉じた第45回上南戦。来年は南山にとって敵地での開催となるが、勝てば3連覇の記録を達成する。1960年の上南戦開始以来、初の3連覇に向けて選手たちはさらなる闘志を燃やすことであろう。