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 2004年4月、南山大学大学院は新しい領域の研究科を開設。それにともない、名古屋キャンパスに「法科大学院棟(A棟)」、瀬戸キャンパスに「研究・教室棟(G・H棟)」を新築、名古屋市東区東桜に「サテライトキャンパス」を開設した。
 法務研究科(法科大学院)の開設にともない、山手通り沿いの神言神学院の西側に法科大学院棟を新築した。
 法務研究科(法科大学院)は「人間の尊厳のために」という南山大学の教育モットーにより、社会に貢献できる法曹の養成を目的に、学部での4年間の基礎的な「法学教育」と司法研修所における「実務教育」との架け橋になるべき高度専門教育機関として設置された。
 名古屋キャンパス周辺の丘陵地の地形を有効的に利用した地上7階、地下1階の建物で、1階には事務室、講師控室、研究科長室、学部長室、図書室、二階には書庫、会議室、模擬法廷(セミナー室)、3階には大学院生用休憩用ラウンジが1室、15人収容の大学院生研究室が2室、教室が2室、4階には15人収容の大学院生研究室が5室、教室が2室、5階には15人収容の大学院生研究室が5室、教室が4室、自習室が1室、6階および7階には教員研究室が各17室で合計34室、合同研究室が各1室で合計2室が設置されている。
 模擬法廷は名古屋高等裁判所をモデルにした特別仕様の教室で、セミナー室を併設して実際の裁判形式の授業ができる教室となっている。図書館は全面開架式で約5万冊の蔵書が収納可能であり、2階の書庫と図書室内部螺旋階段でつながっている。
(村瀬真剛 施設課長)

 数理情報研究科博士前期課程および博士後期課程の開設にともない、瀬戸キャンパス内に新たに研究・教室棟(G・H棟)を新築した。
 数理情報研究科は、情報通信学科と数理科学科から成る数理情報学部に立脚した研究科で、博士前期課程は「情報通信技術と数理科学的な問題解決能力を身につけた高度専門職業人としてのソフト系技術者の養成」、博士後期課程は 「さらに高度の教育・訓練を与え、国際的にトップレベルの研究開発を行う情報技術関連分野の先端高度専門職業人の養成」を目指している。
 今回新築されたG・H棟は主に数理情報研究科と数理情報学部の共用施設で、24時間利用可能である。サーバ室、研究室、事務室などの入退出にはカードキー(非接触型)を用い、万全のセキュリティを確保している。棟内各所に合計1700個の情報コンセントが設置され、自由にノートパソコンを接続して学内ネットワークを利用することができる。
 G棟は地上4階、地下1階の建物で、80人から120人収容の学部用教室が6室、80人収容の大学院用教室が2室、40人収容の学部生用研究室(3・4年次生用)が6室、地下1階には約260席を備えた学生食堂が設置されている。
 H棟は地上4階の建物で、40人収容の大学院用教室が4室、16人から24人収容のセミナー室が10室、4人から10人の収容の院生用研究室が25室、20人収容の学部生用研究室(3・4年次生用)が12室、教員個人研究室が設置されている。その他、基幹サーバ室、学生サーバ室、資料室、談話室、会議室、事務室などがある。
(近藤幹夫 瀬戸キャンパス第一課長)

 社会人学生の通学に配慮して、アクセスが便利な名古屋市中心部の地下鉄桜通線「高岳駅」より徒歩3分のところにビル1棟を借用して、サテライトキャンパスを開設した。
 2004年4月、数理情報研究科と共に開設された総合政策研究科は、21世紀の人類が直面する諸問題について、広い視野と専門知識をもち、持続可能なヒューマン・コミュニティーの実現へ向け、政策立案にリーダーシップを発揮できる高度専門職業人の養成を目的としている。キャリアアップなどを目指し、大学院での就学を志望する社会人の利便性を図るため、数理情報研究科、総合政策研究科の共用施設としてサテライトキャンパスが誕生した。
 地上七階の建物で、30人から40人収容の教室が3室、演習室が2室、教員個人研究室、30人収容の院生用研究室、講師控室、休息のためのラウンジ、図書室、事務室などが設置されている。ビル内にはタワー式の駐車場が併設されており、社会人の自家用車での通学も可能となっている。
  (近藤幹夫 瀬戸キャンパス第一課長)