.



新生南山、初の就職活動
 2003年度は、2000年4月に瀬戸キャンパスに新設された総合政策学部・数理情報学部の2学部、および人文・外国語・経済・経営・法学部を合わせた7学部体制となってはじめての就職活動となった。2キャンパス7学部体制になったことにより、学生数が大幅に増加した。具体的には、入学定員で512名の増加となり、実際の4年生の在籍者数で比較すると昨年度の1,601名に対し2,243名となり、実に642名の大幅な増加となっている。
 一方、04年3月の大学卒業生に対する求人倍率は、昨年の1.30倍とほぼ横並びの1.35倍となったが、企業の多くは採用数に満たなくても選考基準を下げてまでは採用しない、いわゆる「厳選採用」を行っており、学生の就職環境は依然として大変厳しい状況である。
 本学の学生数の増加と厳しい雇用情勢の中、南山生の就職内定状況は2月1日現在で、全体で81.3%であり、前年比で4.1%のマイナスとなっている。男女別に見ると、男子が83.0%で前年比マイナス2.2%、女子が80.3%で前年比マイナス5.2%となっている。新学部体制になった初年度なので前年度との比較は単純にはできないが、学部間で内定率を比較すると、内定率の高い学部と低い学部との間で17.4%の格差が生じている。価値観や進路の多様化が進む中、低年次からのキャリア形成支援が今後の課題である。
 公務員の就職状況は、国家・地方とも採用人数の抑制が続く中、志願者が年々増加する傾向にある。本学では今年度、国家・地方合わせ、72名が合格、昨年度の68名を上回った。とくに国家U種の採用試験では、卒業生を含めると50名が合格し、愛知県内では名古屋大学につぐ合格者数となった。04年度からは新たに南山エクステンション・カレッジ公開講座で「公務員試験対策講座」がスタートする。今後さらなる躍進を期待したい。
 教員については、昨年度より3名増の13名が合格した。とくに瀬戸キャンパスの数理情報学部から2名が数学の教員として採用されており、今後に期待できるが、依然として狭き門であることにかわりはない。
 04年3月卒業生の業種別・学科別の就職内定状況は次頁の表の通りである。とりわけUFJ銀行43名、明治生命保険13名、三井住友海上火災13名、損害保険ジャパン9名、セントラルファイナンス14名、西日本電信電話7名であり、金融・生損保業界や中部地方の有力企業から絶大な評価を受けている。また数理情報学部生を中心に、富士通中部システムズ5名、トヨタコミュニケーションシステム5名、ユーフィット4名、中部日本電気ソフトウェア4名、日立システムアンドサービス3名と、特に情報系の企業に高い評価を持って受け入れられた。
就職情報システムの定着
 02年7月にスタートした「就職情報システム」は、南山生にとって貴重な就活ツールとして確実に定着しつつある。学生はインターネットを経由して、いつでもどこからでも就職情報システムを利用できる。このシステムではWEB上で企業からの求人情報が検索できるほか、先輩の体験記がデータベース化しており、フリーワードで全文検索することができる。例えば、「自己分析」「○○銀行」などのワードから、該当する体験記を検索することにより、先輩が具体的にどう対処したのか、その企業はどのような選考を行ったのか等の貴重な情報を即座に確認することができる。また、企業から特に南山生を対象として寄せられる求人情報は「ホットニュース」として掲載され、学生が登録した携帯メール等に逐次情報を配信するサービスも行っている。
低年次生へのキャリア支援の充実
 今年度は南山大学同窓会の協力を得て、低年次から進路を考えるためのキャリアガイドブック「Next Stage」(A4版16頁)を作成し、進路ガイダンスで配布することができた。この冊子は南山大学の施設・設備や支援体制などを有効に活用するための情報や本学卒業生二十名のメッセージをまとめた力作である。
 職業指導室は04年度より名称を「キャリア支援室」と改め、(1)就職支援(2)低年次からのキャリア形成支援(3)インターンシップによる就業体験の充実を3つの柱として、学生のキャリア支援体制の充実に努めていく予定である。
 (職業指導室)

学内会社説明会(NNC)

資料:

学部別・業種別就職内定状況.pdf(32kb)※下記サンプル

学部別・業種別就職内定状況(2004年2月1日現在)



資料:

都道府県別 求人企業数・就職内定状況.pdf(32kb)
※下記サンプル

都道府県別 求人企業数・就職内定状況
(2004年2月1日現在)



資料:

業種別・学科別就職内定状況.pdf(188kb)※下記サンプル

業種別・学科別就職内定状況
(2004年2月1日現在)