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第2回

古川 範英



目標に向かって挑戦を続ける 古川 範英さん

 シリーズ第2回目は南山大学交換留学制度を利用し、ロンドン大学・東洋アフリカ学学院(SOAS)で1年の留学生活を終えた古川範英さん(外国語学部英米学科4年)に話を伺った。
―SOASはどんな大学?
 SOASはアジア・アフリカ・ヨーロッパ各国からの留学生が多く、民族衣装を着て登校する学生もおり国際的な雰囲気に溢れていた。この大学を留学先に選択した理由は、以前から興味を持っていた開発学(development study)を学ぶ環境があったこと。実際にも発展途上国、貿易問題をはじめジェンダー学など多岐にわたる授業を自由に受けることができた。基本的にすべての授業が学生参加型で常に自身の意見が求められるが、教員も留学生、現地学生の区別なく、例え講義の半ばであっても学生の質問にしっかりと応えてくれるなど、双方向での学習環境が徹底されていた。
―留学中、心に残ったことは?
 古着を売り開発途上国を援助する店にボランティアで友人と参加したり、サッカーやバスケットボールを通して友達の輪を広げたり、寮でも仲間と話す機会を増やすなど積極的な交流をしていくうちに、実は英会話での自己表現の限界に突き当たってしまった。これには、随分苦しんだが「良くても悪くても全てが経験」と前向きに交流を続けた結果、ある日現地の友人から語学の上達を誉められ、努力が実ったと思うと同時に大きな自信を持つことができた。
―次の目標は?
 さらに開発学を勉強したいという願望が強くなり、現在は大学院への進学を目指している。今後はSOASで学んだことやボランティアを通して得た経験を生かして開発学の中でも自分の専攻を絞っていく予定だ。また色々な国を訪れ、新たな出会いや発見をしていきたい。
―古川さんが大切にしていることは?
 友達・勉強・サークルそして留学の全てを含み、南山大学での生活が一番充実している。中学時代から好きだった英語を学びたいと南山大学に入学したが、結果、勉学だけではなく貴重な経験を得ている。「友人を大切にすること」、これは常に心がけていることだ。留学前から帰国後も変わりなく自分の支えとなってくれる友人、また両親に対しても感謝の気持を忘れない。

取材
平松 朋子(スペイン・ラテンアメリカ学科三年)
鈴木 綾 (アジア学科二年)