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 大学の教育・研究機能の充実や地域社会への貢献を図るため、「コンソーシアム京都」など大学の連携が各地で目白押しである。本学でも建学の精神を堅持し特色を活かす新しい大学間協力を六月に相次いで締結した。

「大学コンソーシアムせと」包括協定に調印

マルクス学長と増岡瀬戸市長

 6月3日愛知県瀬戸市役所において、瀬戸市と6大学(愛知工業、金城学院、中部、名古屋学院、名古屋産業、南山の各大学)のグループ「大学コンソーシアムせと」による、大学と地域の連携に関する包括協定に本学からはマルクス学長が出席、調印した。
 2005年に完成する名古屋鉄道尾張瀬戸駅前ビル「パルティせと」には、市民の学習活動、市民の賑わい、市民交流の三つの拠点機能を設定しており、6大学は学習活動の拠点を中心に地域社会の活性化に力を発揮する。マルクス学長は「南山はエクステンションプログラムのほか、愛・地球博のボランティア活動との連携などに特に力を注ぎ、とりわけ万博の成功に向けて皆さんと一緒に取り組みたい」と本学の連携での特徴を説明した。
 大学コンソーシアムせと連携メニューでは次の六項目が予定され、瀬戸市を中心に市民と大学生が地域としての連携を深めることが狙い。「大学間単位互換」「共同講座・サテライト教室」「エクステンションセミナー」「瀬戸市立図書館と大学図書館連携」「大学共同イベント」「商店街まちづくり連携とNPO・ボランティア活動との連携」。

●豊田工業大学との連携に関する調印

永澤豊田工業大学長と マルクス学長

 6月9日豊田工業大学において、南山大学と豊田工業大学の連携に関する調印式が行われた。両校は設置経緯や研究領域を超えて、共に高等教育に対する共通の考えに基づいて学生および社会の多様なニーズに応えるとともに、地域および国際社会の発展に貢献していくため、教育・研究における相互補完的な連携を行うこととなった。
 マルクス学長は挨拶で「両大学は中部地域の私立大学として社会から積極的な評価を得ており、この連携・協力は、学生だけでなく、社会の多様なニーズに応え、地域社会、国際社会の発展に寄与できるものと確信します」と両大学の連携が持つ広い意義について強調した。
 連携の主な内容は、教育・研究分野の相互補完的な資源の活用と教員の交流の推進、単位互換や図書館等の施設の相互利用など教学面における学生交流の推進などとして、具体的な内容およびさらなる連携の可能性については、今後継続的に検討することとした。