.


インターンシップ

―新しい形の就業体験―


 インターンシップとは、在学中に企業等の現場で実習や研修を 体験する、三年次生対象の制度である。南山大学では二〇〇三年 度で実施六年目を迎えたが、年々参加する学生が増加、〇二年度 には百二十一名がインターンシップを体験した。そこで今回、〇 一年度に安田火災海上保険株式会社(現、株式会社損害保険ジャパ ン)でインターンシップを体験し、中部電力株式会社に内定した 加藤博也さん(経済学部経済学科四年)に話を聞いた。(平松・佐分)



―インターンシップを知ったきっかけは?  
加藤 二年生の春に新聞等でインターンシップに関する情報に触れて興味を持ちました。その後南山大学の制度を知りました。

―参加した動機は?  
加藤 接客の仕事に興味があり、自分がどれだけその業務に適応できるかを知りたかったためです。

―研修先の決定はどのように?
加藤 大学が紹介する企業の中に希望していた保険会社を見つけ、決めました。  
インタビューに応える加藤博也さん

―研修内容は?
加藤 営業販売の見学や保険の専門知識の勉強、それらを踏まえたプレゼンテーションを行なうことが中心。他大学生を含めた十五名で二週間働きました。プレゼンテーションでは、勉強した保険の知識を使い、劇仕立てで日本の保険会社の特徴をアピールし、会社の担当者から好評を得ることができました。共に働いた学生同士の友好も築くことができました。

―感想など教えてください。
加藤 企業で働くことも、企業で必要な知識を勉強することもゼロからの挑戦でしたから、吸収することが多く、毎日強い刺激を受けました。敬語の使い方ひとつとっても今まで知らなかったことに気づかされ、学生生活ではわからない社会の厳しさを実感しました。まわりの人々との出会いで、自分の就職活動の意識の甘さも知りました。研修後、どんなことでも興味を持って取り組めば勉強になるのだと知り、学生生活も大きく変わりました。今、就職が決まっている電力関係の課題を取り上げて卒業論文を作成しています。語学にも力を注いでいます。

―ありがとうございました。
 加藤さんは勉学の傍ら趣味のスノーボードも楽しむなど、毎日を充実させている。負けず嫌いの性格だそうで、「根性を持ち、自分自身に自信を持ってがんばっていきたい」と語ってくれた。

03年度から単位化

 さて、このインターンシップ制度、南山大学では〇三年度から単位化される。「学生が在学中に自らの専攻、将来のキャリアに関連した就業体験をすること」をその目的とし、共通教育科目として通年で二単位認定される。

2月1日のインターンシップ説明会。G30が満席

 事前研修を含めた一連のインターンシップ研修は、二年次生(二月)からスタート。コンピュータースキルや、プレゼンテーションの手法、社会人としてのマナー等を勉強した後、企業等で研修し、その成果を「就業体験報告会」で発表する。原則として一度でも研修等を欠席、遅刻した場合には単位を取得できない厳しさがある。しかし、実際に研修先で働くことで、自分の将来のビジョンが見え、これからの学生生活で何を学ぶべきかが明確になり、自立心、責任感を養うことができるなどメリットは大きい。  インターンシップ研修を希望するなら、確固たる目標と、社会で働くことへの責任を持って、積極的に受講することが求められる。


瀬戸キャンパスのスタッフ。左から建部、近藤 名古屋キャンパスのスタッフ。左から平松、片淵、磯部、佐分
 この「南山BULLETIN 学生の頁」を手がけているのは、二〇〇二年六月から活動を始めた六人の学生スタッフである。「南山大学」を学生の視点で捉え、学生のことばで伝えるために、取材、執筆、紙面のレイアウトといった仕事をしている。  紙面作成のため、これまで上南戦や大学祭の実行委員、留学生など多く方々に取材させていただいた。学生スタッフは皆、取材活動は初めてであり、難しいと感じているが、その反面、多くの人を知り、たくさんのことを学べるこの仕事に大きな魅力を感じている。毎回、取材で出会う方それぞれが個性ある学生生活を送り、しっかりした考え、目標を持っているのには驚かされる。自分の生活の場とは違う、さまざまな場で活躍している人の話を聞くことは、学生生活を送る上でよい刺激になっている。  この仕事で一番頭を悩まされるのは、取材の後の執筆。しかし、悩んだ分だけ喜びも大きい。刷り上がった「南山BULLETIN」の自分の文章を読む時には、なんともいえない誇らしさがある。  紙面作成にスタッフ同士のチームワークは欠かせず、ミーティングは重要。そして、学生スタッフにとって、このミーティングこそ、愉しい学生生活の一部でもある。  「学生の頁」作成はまだ始まったばかりであり、模索の段階ではあるが、これからも皆でよりよい紙面を目指していきたい。
(片淵)

学生スタッフを募集します
 学長室では、本紙「南山BULLETIN」や大学ホームページの記事作成・ 編集等を行なう学生スタッフをアルバイトとして募集します。対象は 新一年次生および新二年次生、詳細は四月、両キャンパス内に掲示し ます。お問い合わせは学長室(E-mail:gaku-koho@nanzan.ac.jp)まで。

学生の頁取材・編集:建部潤子・近藤大貴(総合政策学部)、平松朋子・ 片淵惠子・佐分あずさ(外国語学部)、磯部真理子(法学部)