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今年は瀬戸キャンパスにも「生誕の家」登場





 イタリアから空輸された
 聖家族の人形(瀬戸キャンパス)

 名古屋キャンパスで毎年、クリスマスの時期にメインストリートに飾られる「生誕の家」が、今年から瀬戸キャンパスにも設置されることになった。  日本ではまだなじみがないかもしれないが、生誕の家は欧米ではクリスマスを祝う飾りとして一般的なもので、ドイツには生誕の家専門の職人がいるほどである。
 生誕の家を飾る歴史はたいへん古く、そもそも聖書の「あなたがたは、布に包まって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるだろう」(ルカ二 : 十二)というイエス・キリストの誕生物語の一節に由来する。ベツレヘムでは、イエスが誕生したとされる洞窟に教会が建てられ(四世紀)、幼な子イエスを寝かせたとされる飼い葉桶は、聖遺物として人々の崇敬を集めた。その後、この崇敬がローマに伝えられると、一人の乳児を幼な子イエスに見立てて飼い葉桶に寝かせ、降誕に想いを馳せる習慣ができた。そして次第に幼子を囲むマリア、ヨゼフ、天使などが加わっていったという。現在のような人形を使った生誕の家の飾り方を始めたのは十二世紀の修道士、アシジの聖フランシスコであると伝えられている。
 瀬戸キャンパスの生誕の家はバスターミナルから続く階段の途中に、名古屋キャンパスでは新たに図書館入り口にも飾られる。
 これまで生誕の家を見たことがないという人も、横を通り過ぎるだけだった人も、この冬は両キャンパスの雰囲気ある生誕の家の前で少し足をとめて、クリスマスとその歴史の一端に触れてみてはどうだろう。
(建部)