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秋のキャンパス、二つの「祭」で盛り上がる 


秋が訪れたキャンパスは、「学問の場」として絶好です。
でも、紅葉の天然色に包まれたキャンパスは、
「大学祭の場」としてもふさわしいのです。
南山大学にはキャンパスが二つ、「祭」も二つです!



名古屋キャンパス


多くの人出で賑わう秋のメインストリート


 十一月一日から四日まで、名古屋キャンパスでNANZAN FESTIVAL 2002が行われた。初日こそあいにくの天気だったが、残りの三日間は好天に恵まれ、名古屋キャンパスは多くの人々で賑わった。  今年の大学祭のテーマは「FLASH BACK」。この大学祭を見に来てくれた人たちに、何年か先、再びこの大学祭を思い出してもらえるような素晴らしい四日間にしたいという大学祭運営委員会の思いが込められている。その願いどおり、キャンパスは普段の静かで落ち着いた雰囲気とは打って変わって来場者の活気に満ち溢れた。  グリーンエリアのメインステージやメインストリート脇のサブステージでは、「○×クイズ」や「ミス南山コンテスト」などさまざまなイベントや演奏会が催され、見物人で人垣ができた。教室棟内では、写真部や美術部といった文化会の団体による作品発表などが行われ、芸術的な雰囲気を醸し出していた。メインストリートに立ち並んだ模擬店はたいへんバラエティに富み、来場者を飽きさせなかった。その他、当夜祭や「清貴」のコンサート、大学祭スポーツイベントやフリーマーケットなどのイベントが行われ、今までの大学祭ではあまり見ることのできなかった、来場者も巻き込んだアクティブな面を出せたようである。なお、三日には毎年恒例のホームカミングデイも行われ、多くのOB、OGが母校を訪れ、大学祭を楽しみながら、友人や恩師の先生方との旧交を温めた。  大学祭の企画、運営にあたる大学祭運営委員は、縁の下の力持ちとして、大学祭準備のため長期にわたり地道な努力をしてきた。期間中も交通整理やゴミの収集、分別、喫煙者へのマナーの徹底など、華やかな大学祭の裏側で一時も休むことなく立ち働いていた。今回も特にゴミの分別には気を使ったようだ。大学祭を多くの人に喜んでもらえるものにしようという意気込みが伝わってきた。


落研は学内外で
大活躍

前座をつとめる「だくだく松亭魔主」さん

 大学祭三日目、恒例の南山スペシャル寄席が桂小米朝師匠を招いて行われ、熱の籠った落研の前座を含め、満席の会場からは観客の笑いと大きな拍手が送られた。
 ところで、落語研究会は今年「ボランティア活動者県知事表彰」を受けている。副主幹の伊藤由夏さん(経営学部経営学科三年)によれば、「一人暮らしの老人同士の交流会や中学などで落語を披露する活動をしてきたことが受賞の理由。落語を発表でき、そして人々に喜ばれるこの活動は部員にとって大きな励みになっている」とのこと。暖かなクラブの雰囲気が伝わってきた。今年も依頼が七十件ほどきており、大忙しのようである。今後は部員を増やし、活動範囲を広げることを目標としている。
(近藤・磯部・佐分・片淵)





瀬戸キャンパス


真っ先に目に飛びこむ階段アート


 十月二十六、二十七日、第二回聖南祭が瀬戸キャンパスで開催された。一日目はあいにくの天候であったものの二日目は秋の晴天に恵まれ、活気に満ちあふれたものになった。  キャンパス正門から続く階段アートは、一段一段を虹色に彩り、そこに「聖南祭イチバン星」の企画の文字や羽を描いたものである。去年に引き続き聖南祭実行委員が時間と力を注ぎ製作したものだ。美しい装飾が、訪れる人々の目をまず最初に引きつけた。
 さて、このアートは今年度の聖南祭テーマ「カラフル」にちなんだもの。聖南祭を来場者一人一人の「自分の色」で染めるという意味とともに、新しいキャンパスを多彩な色模様に染めて鮮やかにしたいという願いが含まれている。
 開会式でマルクス学長は「実行委員をはじめ、学生たちの実行力を直に感じ、誇りに思っている」と述べた。NAP(Nanzan Asia Program)展示会や、ベトナムNAP参加者らが開いたベトナムコーヒーの店、留学生の母国料理の店など、瀬戸キャンパスならではのアジア色を生かした催しが多くみられた。また、エルサルバドルとフィリピンの被災者、貧しいひとのために、コンサートや中東問題を描いたドキュメンタリー映画上映、ジャズカフェなどのチャリティー企画も行われていた。メインステージで行われた学長討論会では、マルクス学長と総合政策学部、数理情報学部の教員が南山大学の未来や、学生に求められる能力などについて討論を行い、多くの学生が熱心に耳を傾けた。キャンパスには家族連れや高校生も訪れ、さまざまな催しを楽しんでいた。
 今回まだ二回目の開催であり、手探りのところもあるようだったが、一生懸命に新しい土台を築く学生の姿が印象に残った。実行委員は終了後すぐ来年に向けて活動を開始する。今後一層の発展と充実を期待したい。
(平松・佐分)

テーマどおり、
キャンパス内は「カラフル」