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目標を持ち海外で学ぶ選択をした二人 


(取材 : 広報担当学生スタッフ)


広報担当学生スタッフ:
建部潤子・近藤大貴(総合政策学部)、平松朋子・片淵惠子・佐分あずさ(外国語学部)、磯部真理子(法学部)

友人の支えがプラスに

赤尾隆行さん

 七月五日、学生会館(コパン)で赤尾隆行さん(経営学部経営学科四年)に話を伺った。赤尾さんは二〇〇〇年の八月より八ヶ月間、カナダのUniversity of Victoriaに交換留学生として留学した。専攻したのは国際経営学。その理由は「将来、日本だけでなく世界をまたにかけた仕事をしたい。そのために外国人との仕事での関係の築き方を学んでみたかった」からだ。普段から彼は「気にしなくてもいいことは気にしない」という考えをもっていて、留学への不安はあまりなかったそうだ。ホームシックにもかからなかったという。彼は留学以前に交流会館に住み、積極的に外国人との異文化交流の機会をもっていた。
 カナダでの生活は日本での生活よりもメリハリがあった。規則正しく効率の良い生活を送ったため、心と時間のゆとりの持ち方を学ぶことができた。また、留学は赤尾さんの視野を大きく広げてくれた。「どこに行っても、どんな状況にいても何とかなる」、これも留学中の学びの一つだ。また、赤尾さんは、友達を大切にしようと再認識した。なぜなら、どんな時でも最終判断は自分次第だが、それまでのプロセスに友人の支えは不可欠であり、友人を大切にすることは自分に大きなプラスを与えてくれると感じたからだ。
 最後にこれから留学を考えている人に向け、「迷っているならばやってみるべきだ。百の希望をもって努力すれば、それ以上が返ってくる」とアドバイスしてくれた。



留学は大きな財産

洪 賢進さん

 七月九日、名古屋交流会館に住む韓国人留学生、洪賢進(ホン・ヒョンジン)さん(経営学部経営学科四年)を訪ねた。彼は五年前に来日し、現在南山大学で経営学を専攻している。留学以前に韓国の大学で観光学を学びホテルで働いた経験をもっている洪さんが日本で経営学を勉強しようと決めた理由は、「ホテルや観光のみの勉強でなく、より具体的で理論的な、そして広い視野をもった勉強をしたかった」、また「以前から経済、経営の集団主義的形態が韓国と似ている日本に留学してみたいと思っていた」からだ。「学問としての勉強だけでなく、日本の文化の勉強も大切にする」、これが洪さんの留学中のモットー。ただ単に経営の勉強をするのならば韓国にいてもできるが、日本語を使って日本で生活することによってのみ学び得るものを吸収し持ち帰ることが、洪さんにとって真の留学なのだ。
 歴史的問題から日韓関係の友好化には時間がかかっている。しかし一方で、FIFAワールドカップの日韓共催など、最近は確実にそして着実に、日韓友好関係はプラスに向かっている。この機会を積極的に利用し、若い世代の交流を深めることが大切であり、もっと多くの学校が姉妹校提携を結んで、互いに習慣、文化を学ぶために気軽な往来ができるようにすれば、より交友関係が深まると洪さんは考えている。
 留学は一から十まで自分に責任がかかり、これからの就職など現実は厳しいこともあるが、留学経験そのものが自分の大きな財産であることは間違いないと真剣な眼差しで答えてくれた。