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2001年度就職状況
厳選採用が続く中、採用の早期化傾向強まる



「学生時代に力を入れたことは何ですか?」
―企業の期待に応え得る、目標ある学生生活を―

 二〇〇一年度の企業の求人状況は、春先については、新卒採用を押さえていた企業が将来をにらみ採用再開、増加に踏み切ったため、昨年度を大きく上回る勢いであった。しかしながら、秋以降については、長引く景気の低迷に加え、BSE問題、米国同時多発テロにより、企業の採用意欲は大きく冷え込んでいる状況である。また、採用活動の早期化傾向は更に進行し、昨年度に比べると約二週間の前倒しとなり、多くの企業が三年次秋学期終了後の二月から三月にかけて、選考の第一段階となる会社説明会を開催している。加えて、企業の採用基準はますます厳しさを増す傾向にあり、ほとんどの企業が採用予定数が満たなかった場合でも、求める人材のレベルを下げてまで採用することはしないとしている。
 このような厳しい雇用情勢の中で南山生の就職活動を振り返ると、七月末時点での内定率は六八・一%と前年度を二・一ポイント上回り、春先の企業の採用意欲が強かったことが、この数字からもうかがえる。その後、内定率は、九月末時点までは前年度を上回る勢いであったが、十月に入り前年比でマイナスに転じ、二月一日現在は、八五・八%と前年比二・三ポイントのマイナス、男女別では、男子がマイナス三・九ポイント、女子がマイナス一・一ポイントと、秋以降の就職活動については、男女ともかなりの苦戦を強いられたことがわかる。今年度の業種別・学科別の就職内定状況は、十面の表の通りである。公務員・教員の採用状況については、公務員が二名減の四十八名、教員が一名減の九名と昨年同様、依然として狭き門となっている。
 次年度以降の就職環境も好転する材料は見当たらず、厳しい状況であることに変わりはないが、優秀な人材を求める企業の採用意欲は強く、南山生に対する期待も大きい。実際に、南山大学後援会の協力を得て本学独自で作成している『南山大学生のための企業ガイドブック』には、有力企業二百五十七社の求人情報とともに、南山生に対する期待を込めたメッセージが寄せられている。更に、二月から三月にかけて大学内で開催する会社説明会には、昨年度より二十六社多い二百八社の参加を得ており、南山生に対する強い採用意欲がうかがえる。
 では企業はどんな南山生を期待しているのか。面接時に必ず受ける質問の中に、「学生時代に力を入れたことは何ですか」がある。公務員、教員の面接においても、それは例外ではない。この問いかけに自信を持って応えることができる学生を企業は求めている。そのためには、学生生活の中でどんなことでも構わないので、何か一つ目標を持ち、その目標を達成するために、試行錯誤を重ねながら、最善の方法を考え、実行することが不可欠である。例え目標が達成されなかったとしても、そのプロセスの中で得られたことは、必ず自分にとってプラスになるに違いない。就職活動を終えた学生達は口々に「企業の南山生に対する評価は想像以上に高い」と言う。在学生諸君には、この期待を裏切らないように有意義な学生生活を送ることを、また卒業生諸君には、南山で学んだ数多くのことを胸に、自信を持って活躍し、これまで以上に南山大学の評価を高めてくれることを期待する。
(職業指導室)


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2001年度
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