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南山ブレティン205号
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歴史あるキャンパスの改修計画

Raymond Renovation Project レーモンド・リノベーション・プロジェクト

著名な建築家であるアントニン・レーモンド氏によって1961年に設計された南山大学のキャンパスは、自然との調和をはかり、また学問することの理想を形にしています。2017年度からレーモンド氏の設計思想である「自然を基本として」を継承し、建物の改修や外構整備を行う「レーモンド・リノベーション・プロジェクト」を進めています。既存教室の改修や学生のためのセミナー室整備に加え、安全性・利便性向上のためのグラウンド人工芝整備やキャンパス内動線の整備、セキュリティー強化やユニバーサル化にも取り組み、2021年度中の完成を目指しています。

写真:第1期総合計画完成期(1964年)頃のキャンパス

第1期総合計画完成期(1964年)頃のキャンパス

[レーモンド氏の構想]

レーモンド氏が最初に山里の地を訪れ、尾根に続く細い道を目にしたとき、南山大学校舎構想は決定しました。「その土地の様子をみただけで私は即座に縦にも横にもダイナミックに広がる建築のアイディアを頭にうかべた。きわめて魅力的なその風景と草木を、できる限りそのままにしておかなければならない。ほとんど過ちをおかさない自然の巧妙なやり方で。」レーモンド氏は、南山大学の建築を通して、自然との調和をはかり、また学問することの理想を形にしました。

アントニン・レーモンド Antonin Raymond

ボヘミア地方グラドノ(現在のチェコ共和国)生まれ。1919年、近代建築三大巨匠のひとり、フランク・ロイド・ライトの助手として帝国ホテル建設のために来日、その後1973年に85歳で日本を去るまで、第二次世界大戦前までの18年間と戦後の26年間のあわせて44年間を日本に滞在し、自然と風土に根ざした実用的で美しい建物を作り出した建築家として知られています。また、日本独自のモダニズム建築を確立した建築家・前川國男氏や吉村順三氏から師と仰がれました。
妻のノエミ・レーモンド氏は家具などのデザイナーであり、 民藝運動の創始者・柳宗悦氏をはじめ当時のすぐれた芸術家、思想家と親交をもったレーモンド夫妻は、日本の暮らしの中に生きる美、日本独自の伝統的な空間と生活の価値を深く理解しました。南山大学における床のパターンや家具の一部は主にノエミ氏によるものです。

主な計画内容のご紹介

G30教室改修
(2018年3月完了)

600名収容の大教室として、扇形に設計されたG30教室は、建設当時の雰囲気を可能な限り保存しつつ、机・椅子や視聴覚設備を新調し、断熱性や遮音性の向上、換気設備の導入により、快適な空間に生まれ変わりました。

※改修後は565名収容に変更。

写真:改修前のG30教室

改修前のG30教室

写真:改修後のG30教室

改修後のG30教室

グラウンド人工芝整備

写真:人工芝グラウンド(完成イメージ)

人工芝グラウンド(完成イメージ)

学生が授業や課外活動で使用しているグラウンドの人工芝整備を行います。2019年4月に完成予定で、各競技の公式戦にも対応しています。安全性を重視し、遮熱型の人工芝と充填材であるゴムチップによりクッション性を高め、けがの防止にも努めます。また、コミュニケーション・ロゴや陸上練習用のトラックにスクールカラーを採用し、美観の確保にも努めます。

セミナー室の整備

写真:セミナー室(完成イメージ)

セミナー室(完成イメージ)

2019年度中の運用開始を目指して、各学部に1学年分の学生を収容できるセミナー室の整備を予定しています。

セミナー室は、主にゼミナールごとに部屋を割り当て、教員による学生指導や演習、授業時間以外での自主学習やグループ学習、プレゼンテーションの準備など、学生の主体的な学びの場となることを期待しています。

キャンパスのユニバーサル化

初めて訪れる方にも目的地が分かりやすいように、サインの更新を推進しています。日本語と英語の併記、エリアカラーやピクトグラムを用いて視認性を高めていきます。また、G棟にエレベーターを新設し、キャンパス内各所に手すりを設けるなど、バリアフリー化に取り組みます。

写真:G棟エレベーター(完成イメージ)

G棟エレベーター(完成イメージ)

写真:建物の改修に合わせて更新したサイン

建物の改修に合わせて更新したサイン

※完成イメージは実際と仕様が異なる場合があります。

レーモンド・リノベーション・プロジェクト募金の
ご協力のお願い

南山大学では、レーモンド・リノベーション・プロジェクトの推進にあたり、卒業生や保護者の皆さまをはじめ、広く地域社会の皆さまにご支援をお願いさせていただくために、「レーモンド・リノベーション・プロジェクト募金」を2018年7月から開始させていただくこととなりました。この募金でいただきましたご厚志は、歴史あるレーモンド建築を次の時代に受け継ぎながら、キャンパスアメニティを改善し、学生生活環境や学習環境を充実させるために活用させていただく予定です。皆さまからのあたたかいご支援・ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

QRコード
【募金概要】
募集期間 2018年7月1日〜2022年3月31日
目  標  額 3億円
寄附特典として、オリジナルグッズの進呈や寄附銘板の作成および学内への設置を予定しております。
詳しくは南山大学公式Webページでご確認ください。
http://www.nanzan-u.ac.jp/Menu/bokin/index.html

お問い合わせ先:南山大学学長室 052-832-3113