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南山大学ホーム日本語トップ総合案内南山ブレティン198号No.4
南山ブレティン198号
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クラス

写真:BAYERLEIN, Oliver(バイアライン オリファ)

BAYERLEIN, Oliver(バイアライン オリファ)
外国語学部 ドイツ学科 教授


専攻分野は、応用言語学・異文化コミュニケーション。
研究テーマは、どうやってメディアを使って外国語の勉強法や教え方を改善するか。それに加えて外国語と異文化コミュニケーションを研究。
主な担当科目は、ドイツ語コミュニケーション、留学のためのドイツ語、語学や異文化コミュニケーションについてのゼミ。

文化なしで外国語は勉強できません

スペイン人とフィンランド人のビジネスマンが交渉した時、彼らは英語をとても上手に話したのに交渉事は上手く進みませんでした。その交渉は彼らの会社にとって、とても大切でしたから、その失敗の原因が調べられました。

調べた結果、お互いに「相手に責任がある」と考えていました。スペイン人は、フィンランド人に話しかけてもなかなか返答がないのでいらいらし、相手を無礼だと思っていました。一方、フィンランド人は、話そうとするとスペイン人はそれより早く別の話題を話し始めるのでいらいらし、相手を無礼だと思っていました。

そのビジネスマンの問題は言語理解を超えた所にあります。それは「異文化コミュニケーション」と言われています。外国語を勉強するには文法や単語以外に「異文化能力」を持っていないとコミュニケーションは上手く出来ません。私の「留学の為のドイツ語」の授業ではその「異文化能力」を教えて、ゼミで学生と異文化の理論を研究します。

ちなみに、フィンランドでは誰かが何かを話したらその後しばらく間をおいてその後相手が改めて返事をします。その間がないと失礼だと思われています。

逆にスペインでは会話の途中で間が出来ることが失礼なことだと思われています。

お互いにその違いを理解した後、交渉は上手く進みました。

写真:ゼミの授業風景1 写真:ゼミの授業風景2
ゼミの授業風景