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南山大学ホーム日本語トップ総合案内南山ブレティン197号No.3
南山ブレティン197号
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クラス

写真:小原 将照

小原 将照(おはら まさてる)
法学部 法律学科 教授


専攻分野は、民事手続法(民事訴訟法、民事執行法、破産法などの総称)。
研究テーマは、倒産法制における各種債権の取扱い。
担当科目は、裁判法、倒産法、ベーシック演習、ミドル演習など。

民事手続法とアクティブ・ラーニング

民事訴訟法という科目は、かつて(今でも?)「眠素」と法学部生から揶揄されたように、聞いていておもしろくなく、眠ってしまう科目という印象でした。ですが、今日、民事手続法と総称されるように、現代社会では、重要度の高い法律科目です。

そのような民事手続法の重要性を学生に知ってもらいたいこともあって、10年ほど前より、ゼミでは、アクティブ・ラーニングの一環として、ロールプレイ方式を取り入れました。例えば、具体的な民事紛争事案を設定し、争う両当事者の代理人役をゼミ生(各3名程度)に担当させます。その上で、両者に異なる資料を渡して、和解のための話し合いをさせます。和解が成立することもあれば不成立の場合もあり、終了後には、自然と両当事者が集まって、和解案や交渉プロセスについて検討がなされたりしています。

さて、このようなゼミの取り組みを、大講義で実践できないか、というのが、近年の私の関心事の1つでした。その機会は、昨年より法学部の1年生専門科目として設置された「裁判法」の担当となったことで訪れました。無論、300名の学生が相手ですから、ゼミのやり方とはまったく異なる方法を採らざるを得ません。この講義では、前半に裁判に関する法律の講義を、後半に前半の講義と関係するテーマについてディスカッションを行っています。賛否および成否は分かれるでしょうが、担当教員としては、大教室で発言する学生に頼もしさと成長可能性を感じています。

写真:「裁判法」の授業風景1 写真:「裁判法」の授業風景2
「裁判法」の授業風景