南山大学
JapaneseEnglish
南山大学ホーム日本語トップ総合案内南山ブレティン193号No.3
南山ブレティン193号
1 - 2 - 3 - 4 - 5 - 6 - 7 - 8 - 9 - 10 - 11

私のクラス

写真:William PURCELL 教授

文学作品を通して社会を学ぶ

William PURCELL (ウイリアム パーセル)
外国語学部 英米学科 教授

専攻分野は「英米文学、コロニアル・ポストコロニアル文学」。
研究テーマは「アフリカ文学におけるキリスト教、野球と日系社会など」。
主な担当科目は「作家作品研究(アメリカ文学)」、「英米文学特殊研究(小説)」、「英米演習」。

文学作品を通して社会の在り様について学ぶことができることを知っていますか?作品を読みながら歴史の流れ、文化、生活、人生経験、価値観などを作家の視点から見て、それぞれの側面について理解を深めていくことができます。以上が授業で私がやっていることです。私の研究の関心は異文化間の接触にあります。その中の一つのテーマは移民でアメリカに渡ってきた人たちとその子孫についてです。アメリカで生まれ育った二世代が書いた作品を読み、彼らのアイデンティティに関しての疑問や親の世代との文化の違いとぶつかり合いについて研究しています。

今年度は「作家作品研究(アメリカ文学)」の授業で日系アメリカ人の作家トシオ・モリの短編集「ヨコハマ、カリフォルニア」を読みながら20世紀前半のカリフォルニア州にあった日系コミュニティについて勉強しています。もちろん、すべて英語で行われます!また、このクラスは授業時間外でもWebClassというe-ラーニングシステムを通して作品についての読書感想や質問・意見交換などの対話を行っています。

授業はパワーポイントでプレゼンテーションをします。学期の初めは歴史的な背景について紹介します。例えば、当時のアメリカの移民の受け入れ政策(特にアジア人に対して)、またはアメリカに渡ってきた日本人たちの生活や彼らが経験した偏見と差別について話します。その後は学生と対話しながら作品に見える日系のコミュニティ・ライフや一世と二世のアイデンティティと文化の違いなどを考えながら、「アメリカ人とは何者か?」の質問の答えを一緒に探します。

 
「作家作品研究(アメリカ文学)」の授業風景