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南山大学ホーム日本語トップ総合案内南山ブレティン192号No.6
南山ブレティン192号
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私のクラス

写真:大石 泰章 理工学部 機械電子制御工学科 教授

好奇心を満たす授業を目指して

大石 泰章 おおいし・やすあき
理工学部 機械電子制御工学科 教授

専攻分野は「制御理論」。
研究テーマは「ロバスト制御、ロバスト最適化」。
主な担当科目は「物理学基礎」、「モデリング理論」、「システム工学概論」、「制御論研究」。

私の専門は制御理論、つまり、ものを思い通りに動かすための理論です。現在私の研究室には、大学院修士課程の学生が12名、4年生が12名、3年生が12名所属しており、理工学部の研究室としては大きい方です。3年生のゼミでは問題演習や実験などをしますが、4年生以上では論文紹介や研究発表が中心です。大学院生のゼミは特に活発で、学生同士で議論が沸騰して私が口をはさめなくなることもしばしばです。大学院生はまた、学部生の面倒もよくみてくれて、おかげで非常にまとまりの良い研究室になっています。

 私が担当する授業の中で一番受講者が多いのが、学部2年春学期の学部必修の授業である「物理学基礎」です。物理は理工学の基礎であるのはもちろんですが、それ以外にも、現実の問題を数式化して解決するというモデル化技術を学ぶためにも、そして、微積分や線形代数のような数学が役に立つことを実感するためにも有用だと思います。授業では「なぜエネルギーを考えるのか」、「なぜ保存則が便利なのか」といった、話の流れをはっきりさせるよう気をつけています。ともかく計算法を覚えろといった天下り式の授業はしたくありません。もう一つの特徴は、あまりスライドは使わず、板書中心だということです。一つ一つ数式を変形しながら、なぜこうするのか、どうしてこうなるのか、を説明するためには板書の速度がちょうどよいと思っています。試験のためでもなく、単位を取るためでもない、好奇心を満足させるための授業を目指して、今後も努力を続けたいと思います。

写真:授業風景1研究室の合宿風景