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南山大学ホーム日本語トップ総合案内南山ブレティン189号No.7
南山ブレティン189号
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私のクラス

中 裕史 外国語学部 アジア学科 教授

ルールを「知る」だけでなく「説明できる」ことを目指して

中 裕史 なか・ひろし
外国語学部 アジア学科 教授

専攻分野は「中国現代文学」。
研究テーマは「中華民国期における外国文学の受容」、「四川作家研究」。
主な担当科目は「中国語語法」、「中級中国語読解」、「中国現代文学研究」。

“同学們好!” “老师好!”

学生たちとのこの元気な挨拶から中国語の授業がはじまります。アジア学科1年生の中国語の授業は、「発音・聴力」と「会話・作文」をおもに中国人や台湾人の教員が担当し、「語法」を日本人教員が担当しています。私は中国現代文学を専門としていますが、中国語の「語法」クラスの授業もしています。(grammarを中国では語法といっています。)

「餃子食べたいわたし。」などといっても話が通じる日本語と異なり、中国語では文における語の位置、語順が意味を決定する重要な役割をもっています。「饺子想吃我。」などといおうものならギョーザがわたしを食べようとするホラーの世界に入り込んでしまいます。

授業では、語の役割や並べ方のルールについて教えていますが、学生たちには、こうした役割やルールを自分の言葉で説明できるようにしておくことを求めています。そして期末試験では、「○○の用法について説明しなさい。」という論述問題を出して、説明に必要な事項をきちんとおさえているか、わかりやすい記述になっているかを見ながら成績をつけています。

大学に入って初めて中国語を学ぶ学生がほとんどですので、4月は発音の練習から始めますが、中国語のニュースの見出しなどを利用して時事問題や社会問題にも触れながら、興味をもって発音の練習に取り組んでもらえるよう心がけています。

写真:中国語T語法の講義風景