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南山大学ホーム日本語トップ総合案内南山ブレティン187号No.7
南山ブレティン187号
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私のクラス

リチャード・ジップル 外国語学部 ドイツ学科 教授

ドイツの歴史から学ぶ

リチャード・ジップル
外国語学部 ドイツ学科 教授

専門分野は「ドイツ近代史」。
研究テーマ:「ドイツ外交史」、「ドイツの対アジア外交史」「日独関係史」。
主な担当科目は「ドイツ近代史」、「ドイツ現代史」「演習I・II・III・IV」。

「過去に目を閉ざすものは、結局のところ、現在にも盲目になります」。ドイツ連邦共和国第6代大統領のリヒャルト・フォン・ワイツゼッカーが1985年5月8日、ドイツ敗戦40周年記念演説『荒れ野の40年』のなかで述べている言葉です。これは第2次世界大戦の時の戦争犯罪および人道に対する罪を犯したドイツの責任の問題にまじめに取り組む必要性を訴えたものとして、その当時広く注目を集めた発言です。しかし、この言葉はもっと一般的な意味でも、世界の歴史を正しく理解しなければ、現在の世界を正しく理解することができないという解釈もできるでしょう。

私が担当している「ドイツ近代史」と「ドイツ現代史」の授業では、18世紀ごろからドイツが歩んできた道を考察しています。ドイツの近・現代史の流れは、政治的な分立主義、オーストリアとプロイセンの対立、国家統一、ドイツ帝国成立、勢力拡大、第一次世界大戦の敗戦、帝政の崩壊、共和国の成立、ナチス独裁、第2次世界大戦の敗戦と敗戦後の2つの国家への分割、再統一、欧州統合など、政治・経済・社会の変動が激しく、ドイツ現代史の授業風景ドイツがヨーロッパの歴史だけではなく、世界の歴史にも大きな影響を及ぼしたことは事実です。私の授業では、近代からドイツのそれぞれの時代の主な動きと同時に全体の歩みをたどりながら、近代・現代ドイツの歴史的な意味について考え、今のドイツ、今のヨーロッパ、そして今の世界についての理解を深めていきます。