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南山大学ホーム日本語トップ総合案内南山ブレティン186号No.8
南山ブレティン186号
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絵本作家(画家?)への道のり
デュフォ恭子  外国語学部イスパニヤ科 1993年度卒業
大学卒業後、青年海外協力隊でカンボジア教育省青年総局にて2年間勤務。
その後パリに留学、美術学校ESAGにて絵画・グラフィックデザインを学ぶ。
夫の赴任でコートジボワールに5年滞在。絵本の挿絵、装丁の他、動画も
制作する。現在パリ在住。主な仕事に「地雷と難民」(草土文化)
「Fait d’hiver en Laponie」(Tourbillon)「Haiti」(NEI)「ぴいすけのそら」(チャイルド)
「かばのちんどんやさん」(清流出版)など。 www.dufauxkyoko.com
 私がイスパニヤ科を選んだのは、外国語学部の卒業者は就職をしやすいと言われていたことが理由の一つです。子供の頃から絵を描くことが好きでしたが、絵は趣味で続けていく、という選択をしました。在学中は、はっきりと就職先を絞ることができないまま過ごしていました。

 しかしメキシコ留学を機に海外に住んでみたいと思うようになり、どうしたら海外に住むことができるかを考えるようになりました。それほど留学経験は刺激と興奮に満ちていました。

 卒業後、青年海外協力隊に応募し2年間カンボジアへ行く機会を得ます。プノンペンでの滞在中、フランスへ行くきっかけをつくってくれた友達や夫との出会いがあったことは幸運としかいいようがありません。教育省で出会ったフランス人に絵を認められ挿絵の仕事をしたことから、絵を描く職業につきたいという気持ちが高まり、美術大学へ行く決心をします。協力隊の終了後は美術留学のために渡仏をしました。アカデミージュリアンへ通い、ピンポイントギャラリー絵本コンクールで最優秀賞を受賞、その後、フランス、日本、アフリカで絵本の出版を果たします。けれども、どんなに描き続けていても安定した収入を得るには至っていません。今も毎日、営業と制作に奮闘中です。
 異文化を知る楽しみを教えてくれた南山大学に感謝をしています。