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南山大学ホーム日本語トップ総合案内南山ブレティン186号No.7
南山ブレティン186号
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 私のクラス
 
現実の問題を解決するための数学
福嶋 雅夫 情報理工学部 
情報システム数理学科 教授 福嶋 雅夫  ふくしま・まさお
情報理工学部 情報システム数理学科 教授


専攻分野は、「最適化理論、オペレーションズ・リサーチ」
研究テーマは、「数理最適化の理論と方法、およびそれらの実社会の様々な問題への応用」
主な担当科目は、「非線形・整数計画法」、「線形代数学1」、「オペレーションズ・リサーチ概論」。

 私は南山大学には今年着任したばかりですが、これまで大学教員として、そして研究者として、約40年にわたって「数理最適化」というテーマに関わってきました。数理最適化とは、現実のさまざまな問題を論理的に捉え、合理的な解決策を見出すための数学ということができます。数理最適化は「オペレーションズ・リサーチ」と呼ばれる問題解決のための方法を取り扱う研究分野のなかでも中心的な役割を担う分野であり、企業における意思決定や計画の立案のような大規模な問題から、個人が使うパソコンやスマートフォンのアプリなど身近なものにいたるまで、さまざまな場面で活用されています。
 数理最適化では、問題のポイントを整理して数学モデルを作成し(モデリング)、そのモデルの特性を考慮した適切な方法(アルゴリズム)を用いて解を求める、という手順を踏みますが、実際の問題解決にあたっては、モデリングやアルゴリズムの基礎を踏まえた上で、問題全体を見渡せる広い視野をもつことが求められます。
 そのような数理最適化の方法を学ぶことは、まさに現代の社会が求めている論理的思考力と問題解決能力を身に付けるということに他なりません。「私のクラス」を通して、学生の一人一人が社会人としての「基礎力」を養ってくれることを願っています。
授業風景
授業風景