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南山ブレティン185号
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特集 FEATURE ARTICLE 教員を目指す学生をサポート。「南山大学教職センター」始動。

南山大学では教員志望者をサポートするため、名古屋キャンパスD棟2階に「教職センター」を開設しました。
今回は、教職センター長の中裕史先生と副センター長の岡田順一先生にセンターの
機能から活用法まで、詳しくお話しいただきました。

― まず、教職センターを立ち上げた目的は何でしょうか。

 教員志望の学生が教員採用試験に関して相談するとなると、今までは、教務課や指導教員へ個人的に依頼するのが一般的でした。しかし、ここ数年、教員免許状取得を目指す学生が毎年約200名(名古屋・瀬戸キャンパス合わせて)と、安定的に推移してきたこともあって、今こそ教員志望の学生みんなが採用試験や面接などで困った時の相談先として誰でも気軽に利用できる場所が必要だと考えたのです。そこで、2013年4月に教職センターを立ち上げました。

― センターの機能についてお教えください。

 教職課程における多彩なプログラムを管理・運営しサポートしていくことと、教員免許状の取得希望者に対する個別支援、この二つが大きな柱です。

 特に個別支援については、専任の教職員をはじめ、教員の実務経験を持った相談員を配置しています。さらに学生が気軽に話しやすいよう大学院生のティーチングアシスタント(以下「TA」)もセンターに配置していますので、あらゆる相談にスムーズに対応できます。

 また小論文指導、面接指導、模擬授業の実施は、担当教員の研究室や空き教室を探しながら実施してきたこともあって、教職センターには専用のスペースも用意しました。先生方の指導により、一層集中できるでしょうし、今まで以上に密度の濃いサポートが可能になったと考えています。

― 教職センターはどのように利用したら良いですか?

 教職に関する相談や指導はもちろんですが、過去問題や参考資料も備え、自由に閲覧できますので、自習室としてもセンターを大いに活用して欲しいと思います。「教員になる。」という同じ目標を持った仲間と情報交換できますし、ともに学び、切磋琢磨できるメリットも得られるのではないでしょうか。

 そしてもう一つ、教職センターでは、先生への個別指導の依頼も受け付けています。センターの窓口に申し込めば、何度でも気軽に指導を受けられますので、ぜひ自分自身の学びを深めていただきたいですね。

― 開室時間や開室日、スタッフの体制について教えてください。

 開室時間は平日9時30分〜19時ですが、17時以降は職員に代わって2名のTAが常駐しています。ですから、瀬戸キャンパスの学生も授業後に利用できる時間帯となっています。

 また大勢の利用が見込まれる、授業のない水曜日の午後に専門の相談員を配置し、小論文や面接指導を行っています。

 特に最近の教員採用試験では、人物を重視する傾向があります。ですから、限られた時間の中でいかに自己表現できるかが、重要になります。面接指導に重点を置き、模擬授業や集団討議なども含めて、夏休み期間中に繰り返し指導していく方針です。夏休み期間中、教職センターを開室する大学は多くはないと思います。

開室時間 窓口受付時間
9:30〜19:00 9:30〜16:45

※相談員1名(水曜午後のみ)
※事務職員2名、担当教員4名
※ティーチングアシスタント6名(2名ずつ交替)

― 教員採用試験での、本学の実績は?

 現役学生からは、専任、常勤、非常勤講師合わせて、毎年60名前後の教員を輩出しています。そのうち、70%以上が、専任もしくは、常勤として採用されています。教育大学は別として、総合大学で教員採用試験に1度で合格するのは、極めて難しいといわれますが、こうした実績については、一昨年、文部科学省の視察の際にも高く評価していただきました。

〈教員採用者人数〉

2012年度:52名(内40名が専任・常勤)
2011年度:74名(内53名が専任・常勤)
2010年度:68名(内50名が専任・常勤)

※学部生、大学院生、科目等履修生を含む。

― では今後、どんな人材を輩出していきたい、とお考えですか?

教職センター:名古屋キャンパスD棟2階

 教職センター:名古屋キャンパスD棟2階

 最近では少人数学級の導入が推進されていますが、数十名の子どもたちと、どこまで粘り強く向き合えるか。今やそんな精神的な逞しさも、教員を目指す人に求められています。それには教科の指導力だけでなく、この4年間で柔軟な対応力と揺るぎない教育観をしっかり培っておくことが大切です。

 本学の教職課程では、これまでも校長・教頭経験者による面接指導や現職教員との交流を図りながら、現場が求める教育者としての資質を育んできました。そうした“本学の強み”ともいえる人のつながりを、教職センターという組織でも活かし、より多くの優秀な人材を教育界に送り込むことで社会貢献が果たせればと思っています。

※イベント情報や開室日の詳細な日程等は、教職センターWebページをご確認ください。

http://office.nanzan-u.ac.jp/cte/