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| 私のクラス |
| 言語としての数学 |
| 三浦 英俊 |
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みうら・ひでとし
情報理工学部情報システム数理学科 教授
専攻分野は「都市のオペレーションズ・リサーチ」、研究テーマは「時空間モデルを用いた都市交通の解析」、「持続可能社会のためのインフラストラクチャー」、担当科目は「基礎演習」、「数学演習A,B」、「知識・言語と情報社会(計算機を用いた最適化計算入門)」、「情報科教育法B」、「シミュレーション」。 |
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私の担当する「シミュレーション」では、社会的あるいは物理的現象をコンピュータ上で再現する方法を扱います。店舗のレジの行列や通信システムの状態の過程をコンピュータに移植するためには、まず、数学を使ってこれらの現象をコンピュータが理解できる言葉に書き直さなければなりません。この授業では、数学は解決しなければならない現実の問題を翻訳するための言語としての役割を果たします。 数学は、哲学のひとつとしてその美しさを学ぶもよし、あるいは計算問題を解く技術を習得する面白さを楽しむもよし、さまざまな勉強の仕方があるわけですが、この授業では、数学はコンピュータのために現象を表現する手段でもあることを学びます。 もちろん簡単な問題であればコンピュータに任せることなく紙と鉛筆で数式を操って答えを求めればよい。しかし答えを見つけるのに何万年もかかることがはじめから分かっている問題や、計算ができないことが分かっている式もあります。シミュレーションは、これら紙と鉛筆では手に余る問題をコンピュータに代わりにやってもらう技術です。 数学という言語を通じてコンピュータと対話しつつ問題の答えを得る。授業では基礎的なことを扱うにすぎませんが、学生諸君には、さらに大規模で難しい問題に挑戦してほしいと願っています。
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授業:シミュレーション |
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