南山大学
JapaneseEnglish
南山大学ホーム日本語トップ総合案内南山ブレティン183号No4
南山ブレティン183号
1 - 2 - 3 - 4 - 5 - 6 - 7

 International Friendship

ASEACCU
(東南・東アジアカトリック大学連盟)
学生会議に参加して
期  間:2012年8月21日-26日
場  所:Wenzao Ursuline College of Languages(台湾 高雄市)
参加者:並木リベカさん(総合政策学部 総合政策学科4年)
      片山桃子さん(人文学部 キリスト教学科3年)
ASEACCU実施内容

 ASEACCUには、日本、オーストラリア、インドネシア、フィリピン、タイ、台湾、韓国、カンボジアといった東南アジア・東アジアの国や地域から、68大学が加盟しています。2012年度の学生会議のテーマは、「現代世界における持続的発展のためのカトリック高等教育の貢献:サービスラーニングの学びから卒業後の社会的起業に至るまで」で、44校から、教授や学生合わせて150名が集まりました。学生達は、台湾滞在中の1週間を学生寮で過ごし、単に会議に参加するだけでなく、会議に先立って行われたスタディツアー(現地の社会福祉施設への訪問、グループディスカッション、夜市への観光など)を通して現地の生活についても体験することができました。会議では、教授や学生達による1日かけてのワークショップやプレゼンテーション等が行われ、学生のプレゼンテーションではスタディツアーでグループごとに訪問した孤児院や老人ホームなどについて各人が学んだことを発表し合いました。この発表こそが国際学生会議のメインであり、現地で学んだ事を分かち合う良い機会ともなっています。最終日には、各国のカルチャーパフォーマンスが披露されるのですが、日本の学生達は現地で練習した「炭坑節」と「上を向いて歩こう」を浴衣姿で披露し、他の国の学生達も途中参加するなど参加者全員が一緒になって会場を盛り上げました。
ASEACCU:The Association of Southeast and East Asian Catholic Colleges and Universities


並木リベカさん感想
 

左:並木さん
 学生会議に参加し、アジアの様々な国から来ていた学生たちと交流していく中で、多くのことに気付かされました。その中で一番強く印象に残ったことは、私たち大学生は社会の中でどれほど影響力があるかということです。私は以前、学生は大学で学問的知識や考え方を身に着け、学内での活動に励んでいれば充実していると思っていました。しかし、今回の会議でアジア各国からの学生と交わり、彼らの“社会の現状を変えたい”という熱意に触れ、大切なことに気付かされました。学生は学問を学ぶ権利を持つと共に大学というコミュニティを超えて社会をも変えていく力を持っています。大学を卒業後にそのことに励むのではなく、今からそれができるのです。大切なのは学生自身が自分の持っている影響力に気付くことだと思いました。この体験をさせてくださった全ての方々全ての方々に感謝します。


片山桃子さん感想
 

右:片山さん
 今回参加するにあたり、アジア圏のカトリック大学の教育内容を分かち合う事が一番の目的でした。現地では1グループ9人でのグループ行動でしたが、スタディツアーやプレゼンテーションに参加するたびに思った事、得た事、感じた事、また些細な事を分かち合う時でも、どのようにしたら、カトリック大学の教育プログラムに取り組められるのかを考えました。また、1週間のプログラムは、毎日が祈りをもって始まり、祈りをもって終えました。ミサの共同祈願は各国の大学が担当しましたが、私たちが愛する心、ゆるす心、分かち合う心、さらに感謝する心を持って生きることを願い、参加者全員がそれぞれ体験・経験したことに対し感謝の祈りを捧げました。
 このASEACCU学生会議では、カトリック大学としてのこれからの方向性、取り組みなどを明確にしたと思います。さらに、私たちが置かれる環境の中で主体的に行動し、社会に貢献出来る人となることを各国の学生達と互いに確信し合いました。この学生会議で得た事を生かし、今後の社会に貢献したいと思います。


ACUCA
(アジアキリスト教大学協会)
STUDENT CAMPに参加して
期  間:2012年8月20日-24日
場  所:国際基督教大学
参加者:山岸可奈子さん(経営学部 経営学科2年)
      シノザキ・エジルソンさん(人文学部 キリスト教学科1年)
ACUCA実施内容

 ACUCAには、日本、香港、韓国、フィリピン、タイ、台湾、インドネシアの大学が加盟しており、2012年度実施された国際会議には、41大学、101人の参加者が集まりました。
 国際基督教大学の先生から、「信念に基づいた持続可能な社会」についての講演後、今年のテーマ「共に努力し夢を実現する明日を目指して」の下、各国ごとに自国の環境問題や、自分達の宗教がどのように生活と結び付いているのかについて、プレゼンテーションを行いました。さらに、グループに分かれて持続可能な社会の構築についてディスカッションを行い、議論内容をまとめて「環境と共に発展するアジア」という題名で発表しました。
※ACUCA:Association of Christian Universities and Colleges in Asia

山岸可奈子さん感想
 

 私はこの会議に参加して、2つのことを学びました。1つ目は、コミュニケーションの手段は英語だけではないという事です。香港や台湾の人とは、第2外国語として学んだ中国語で少しだけ会話することができ、中国語の授業の時に観た映画の話で一緒に盛り上がりました。私がこうして英語以外でも意思疎通することが出来たのは、南山大学で出会った留学生の存在が大きいと思います。
 2つ目に、経営を学んでいる自分が、各国の環境問題に対して貢献できるという事です。例えばインドネシアでは、首都での車による大気汚染が深刻な問題になっており、Car Free Dayを設けています。他のアジア諸国も同様に工業化の過程で、公害による影響が懸念されます。日本のような悲劇を二度と起こさないために、日本が持つ環境技術を産業財の輸出という形で他のアジアの国に役立てることが出来ればと思いました。


シノザキ・エジルソンさん感想
 

 今回のACUCAでアジア諸国の青年たちとあって、自分達の目指すべき将来について共に考えたことによって、新しい発見が出来たと思います。ことばや文化等の壁を越えて、お互いの意見に耳を傾ける大切さを実感しました。国や言語や背景が違っても、話してみると希望と夢は同じであることが分かりました。ACUCAに参加した青年の中には、未来のアジアのリーダー達が居るかもしれません。こうして、若いときから、「分かち合う」ことの大切さを経験すれば、もっと世界の平和に繋がるのではないかと思います。個人的には、自然保護をテーマにした会議に参加して、自然を保護するためにどうすればよいのかを学んだのだけではなく、人間のあるべき姿を学ぶことが出来ました。