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南山大学ホーム日本語トップ総合案内南山ブレティン182号No.8
南山ブレティン182号
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 南山大生 ボランティア活動
 私が見た、福島 活動期間 8月19日〜26日
日本文化学科3年 羽田祐真

日本文化学科3年 羽田祐真
 今回私は、様々な方のご支援を受け、福島で家庭教師のボランティアをさせていただきました。期間は8月19日から26日の一週間で、愛知県内の大学生と静岡県内の大学生合わせて10名が参加しました。小中学生を対象に、福島市内近郊の「しのぶ台」、「佐原」、「安達」という三つの仮設に別れてボランティアへ行き、それぞれ主に仮設住宅の集会所内で学習支援を行ったり、室内ゲームをして過ごしたりしました。これだけを書くと、普段各都道府県で行われている学習支援ボランティアと何ら変わりないように思われることでしょう。しかし、今回訪れた仮設住宅では、他とは根本的に違う問題をかかえていました。
 それは、放射能の問題です。
 山や川が目の前にあるのに、外に出て遊ぶことも、自然に触れることもできないのです。私たちのボランティアは、閉鎖された空間の中で、その地で「私たちにできること」という目標に全力を注ぎました。今回のように、室内からほとんど出る事ができない子供たちに接すると、同じ日本にいてもどこか自分たちとは違う世界に住んでしまっているのではないか、という感覚に囚われました。福島でのボランティアでは自分たちにできることの少なさを感じましたが、だからこそ「私たちにできることは何か」と、いうことを常に考えていくことが大事だと思います。