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南山大学ホーム日本語トップ総合案内南山ブレティン180号No.7
南山ブレティン180号
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 私の研究
 
グローバリゼーションと秩序
大井 由紀 外国語学部英米学科講師 大井 由紀  おおい・ゆき
外国語学部英米学科 講師


専攻分野は「社会学、アメリカ研究、移民研究」。
長期研究テーマは「境界線形成とデモクラシーの限界」。
短期研究テーマは「19世紀末-20世紀初頭の在米中国人移民のトランスナショナリズムとアメリカの国民国家形成」。

 グローバリゼーションによる秩序の変化・変質を、「移民」という視座から研究している。とくに着目しているのは19世紀から20世紀初頭にかけての清からアメリカへの人の移動である。この点に注目しながら、「移民」を他者としてきた近代国民国家の秩序形成および公共圏形成と人・思想の越境移動の関係について、また、移民による対抗的公共圏形成について考察してきた。最近は、その延長線上でアメリカの非登録移民についても論文を執筆した。
 人・思想のグローバリゼーションが進むとともに、研究領域のグローバリゼーション、研究環境のグローバリゼーションが起きている。社会構造の大きな秩序変化が起きている中で、権力をもたない人々がどのように秩序の変化・形成にかかわることができるのか、それはどのように可能になるのか、ということが一貫した関心だ。