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日独交流150周年
「日独演劇プロジェクト」 ポスター |
「出演してみないか?」と声をかけていただいた時から練習が始まるまで、自分が日独150周年記念ドイツ語劇という大きなイベントに参加してもいいものかと不安に思っていました。大学でドイツ語劇を経験していた私ですが、ドイツ長期留学をしたわけでもなく、ドイツ人のプロの劇団の方たちときちんとコミュニケーションを取って演劇ができるかということも心配でした。
練習が始まってみると予想と反して、実に和やかな雰囲気の中で、ドイツ人スタッフは発声練習や演技の基礎などを見てくださって、抱えていた
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| ミヒャエルとローラレイ、海の精たち |
緊張や不安は薄まっていきました。しかし、練習が本格化していくにつれ、
プロの劇団らしいこだわりや美意識を演技に要求されはじめ、引き込まれるように学生側も自分の役と真剣に向き合い練習に打ち込むようになりました。
そうしてプロとか素人という線引きを越えて自分たちなりに考えた解釈を伝え、「お稽古をしてもらう」から「一緒に劇をつくりあげる」と変化していったのは今振り返ると、大変意義のあることのように思います。
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| ローラレイと主人公カツロウ |
今回のプロジェクトで私たちが得たものはプロのテクニックとかドイツ語力とか単純なものではなく、
異なる文化、言語、ジェネレーション、
立場を越えて1つのものをつくりあげることの喜びだったと私は思います。こうした貴重な体験が
得られたのも、シュタンツェル駐日ドイツ大使をはじめ、ずっと応援してくださっていたカルマノ学長、
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| 海の精たち |
本当に私たちのすべてを支えてくださったドイツ学科・林田先生やこのプロジェクトに関わったたくさんの方々のおかげです。この感謝の気持ちを忘れず、私たちがしてもらったように、今度は南山大学の後輩たちのこれからを支えていきたいと思います。
| 日独交流150周年記念協同演劇プロジェクト 南山大学ドイツ語劇×アンサンブル 「テアトロ アフェット」(ドイツ連邦共和国エッセン市) 演題「風が、愛する者たちを無の世界へ連れ去ろうとも」 南山大学2回、東北は石巻専修大学、 東京・上智大学でも公演 |
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筆者:前列右端、後列:右から4人目:シュタンツェル大使、
右端:カルマノ学長 |
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