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176号
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No.8
この号のCONTENTS
ブレティントップ
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私のクラス
議論を通して批判精神を 養う参加型ゼミ
COURRON,David
クーロン・ダヴィッド
外国語学部フランス学科 准教授
専攻分野は「憲法、行政法、政治学」。
研究テーマは「フランス政治・フランス憲法」。
主な担当科目は「フランスの文化と社会U」
「フランス語表現法」。
私のゼミには、1・2年次の授業を経て、フランスをはじめとした世界における政治や社会について深く学びたい、という学生が集まります。授業は、発表と自由討論を中心に進行します。4年生の発表と討論を通じて、3年生は卒業論文のテーマにどのように取り組めばよいかを学ぶことができます。
学年に関わらず皆仲が良く、机の配置は「コ」の字型、議論を交わしやすい雰囲気となっています。学生にゼミの特徴を尋ねると、「課題は多いが、結局すべて自分のためになる」、「先生のユーモア溢れる熱弁が好き」、「卒業論文作成に関する先生の丁寧な個人指導が有難い」という声も上がります。
授業では、日々のニュース、堅苦しくて難しそうなヨーロッパ統合やフランス共和国憲法、フランスの第五共和制の政情等に関する専門書を使用し、学生一人ひとりがパワーポイントによる発表を行います。こうした取り組みは、常に時事問題に関心を持つことや、自ら調べる姿勢とプレゼンテーション能力を養い、重要なポイントを読み取り、分析する力がつくので、学生からも大変好評を得ています。
卒業論文のテーマは、学生個人の興味を尊重し、フランスの政治だけでなく、国際関係や言語学等と多岐にわたります。学生にとって初めての大作ということから、研究の途中にはさまざまな困難に直面することは当然です。しかし、自らテーマを設定し、資料を集め、論文に何を盛り込めば読み手にとって面白い文章になるのかを考えながら構成を決めるという作業は、苦労の分だけの成長と達成感をもたらしてくれることでしょう。