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南山大学ホーム日本語トップ総合案内南山ブレティン176号No.7
南山ブレティン176号
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 私の研究
 プログラマの道具を作るための道具
  吉田 敦
 
濱田 琢司 准教授
よしだ・あつし
情報理工学部
ソフトウェア工学科 准教授
専攻分野は「ソフトウェア工学」。
研究テーマは「プログラム開発支援環境」。
主な論文は「軽量下流CASEツール構築のためのソース
プログラム表現形式の提案」
(情報処理学会論文誌、46(9)、2326-2336、2005年)。

 プログラマはプログラムを書く職人であり、道具にこだわりを持つ人が多くいます。道具の代表はキーボードで、キーの配置や大きさ、感触などは開発効率を左右します。私自身も写真のように同じようなキーボードを複数使っています。プログラムの編集に利用するエディタも好みが分かれ、慣れないエディタでは、まともにプログラムを書けないこともあります。
 エディタ等のコンピュータ上で動く道具は、それ自体がプログラムなので、好みに合わせて改造したり、自分専用の道具を作れるはずです。ところが、現実には、簡単にはいきません。道具自体が複雑であり、高度な専門知識や膨大な労力が必要です。同じような単純作業を繰り返すときこそ、まとめて処理する道具が欲しいのですが、使える道具がないことも少なくありません。
 そこで、私の研究では、プログラムの書換え規則を定義することで、プログラムを自動編集する道具を生成する仕組みを開発しています。テレビ番組等で、日用品を組み合わせた簡素な道具で家事を楽にするアイデアが紹介されることがありますが、同じような感覚で、小さな道具を組み合わせるだけで簡単に編集作業を支援できることを目指しています。そのために、プログラムの分解や書換えの道具など、日曜工具のような基本的な道具を揃えています。さらに、基本的な道具もプログラムなので、それら自体を簡単に作るための道具や作成方法についても研究をしています。