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南山大学ホーム日本語トップ総合案内南山ブレティン174号No.6
南山ブレティン174号
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 International Friendship
 ACUCA学生キャンプに参加して
木村 麻里(外国語学部英米学科1年) 本村 かおり(総合政策学部総合政策学科3年)

 7月19日から22日まで韓国のテグで開催されたACUCA(アジア・キリスト教大学協会)主催の学生キャンプに参加した。このキャンプには日本の他に、香港、インドネシア、韓国、フィリピン、タイ、そして台湾の7つの国と地域、総勢73名の学生が集まった。今年は、“ The Earth:Our Choices, Our Actions and Our Impact”をテーマに、今日地球上で深刻化しつつある環境問題をアジアのキリスト教信者としての立場から再検討し、神の創造したこの地球を維持していこうというのがこのキャンプの目的である。4日間にわたるキャンプ中には教授によるスピーチ、学生によるプレゼンテーション、グループディスカッション、現地の文化体験、各国の文化紹介、環境にやさしいモノづくり体験などが繰り広げられ、実に充実した思い出に残る時間を過ごすことができた。参加者のほとんどがキリスト教信者だということもあり、朝のお祈りはもちろんのこと、食事中にもキリスト教の話題になるなど、特定の宗教を信仰することはどういうことなのか、宗教のある生活とは一体どんなものなのかということを肌で感じ、知り、考える良い機会にもなった。もちろん私達を 含め、キリスト教信者ではない参加者もいた。しかしながら、今回の学生キャンプでは異なる視点からの考え方を共有することで相互に刺激を享受しながら共存することができた。
 そんな日々の中で、白熱する学生同士の議論の時間は、最も有意義で濃密な時間であった。固有のキリスト教という概念と人間による貪欲な利便性の追求が生み出した環境問題という難題。互いに母国語ではない英語を駆使して、各々の知識・高い意識・人間が自ら生み出した問題に真剣に向き合う姿勢を伝えようする気持ちが、熱気となって会場を熱くした。そして、この熱気がバトンとなり次々と発言者に手渡された。
 アジアの学生として素晴らしい仲間を持てたことへの誇りと感謝、そして言語や異文化を越えて自分の意見を他者に伝えることから始まる世界への入り口とグローバル社会の意義を肌で感じることができた。この経験から学んだ、「自分を表現し、自ら参加することのすばらしさ」を胸に刻み、社会に還元できる人間となりたい。