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南山大学ホーム日本語トップ総合案内南山ブレティン174号No.5
南山ブレティン174号
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 Campus Topics
 26カ国と僕、世界が僕を育ててくれる
奥村 宏也(総合政策学部総合政策学科4年)

イギリス 気球フェスティバル
南山バックパッカーズのメンバー(中央緑色のシャツ・筆者)
イスラエル パレスチナ人地区の壁
フィリピンにてボランティア活動をしている時のホストファミリーと共に
 2008年10月から2009年9月の約一年間、僕は世界26カ国を放浪してきた。途上国を中心に東南アジア、南アジア、中近東、アフリカ、ヨーロッパ、北米と周り、企業でインターンをしたり、NGO機関でボランティアをしたりした。学校の先生や、植林活動、紛争地帯での活動、事件に巻き込まれる中で学び得てきたことは、私にとってかけが6えのない宝物のような経験となった。旅の中で私が学び得たことは3つある。日本とは異なる環境に入っていく中で、相手の文化や人間性を理解しなくてはならないため、どんなことでも受け入れていかなくてはならなかった。そのため、僕自身のキャパシティが拡大し、寛容な人間に変化することができたと感じている。そして、何をやるにしても、目的を持って行動することの重要さを学んだ。行動をする際に、結局そこに何も目的意識がなかったら、結果的に何もない行動になり中身が空っぽになってしまうからだ。三点目に自分の身近なモノや文化、人を大切にするということ。異文化に触れることで、自文化と他文化の違いに初めて気づくことができたからだ。

 帰国後は「南山バックパッカーズ」という旅人が集うサークルを結成した。大学生は自由な時間があるため、周りにも国内・国外とバックパック一つで旅をする学生が多く存在していたからだ。語学留学、写真留学、ボランティア、インターン、放浪などどんな手段を使ったとしても、多くの人と関わりを持ち、自分で歩んでいく道を決断していく。僕はそれが「未知なる世界を冒険している感覚になったとき」に旅となると考えている。そして、南山バックパッカーズ主催で2010年7月に瀬戸キャンパスにて「旅展」を開催した。メンバーが考える旅のスタイルや経験をアウトプットし、多くの学生が足を運んでくれた。メンバーにとっても来場者にとっても非常に有意義な時間となった。自分たちの活動をアウトプットすることで、南山バックパッカーズに興味を持った学生が増え、少しずつ活動の輪が広がっている。僕は旅を通して人との出会いがあり、視野が広がった結果、学生生活が楽しすぎてしかたない。共感者が一人でも増え、学生生活がほんのわずかでも楽しくなればそれでよいと考えている。

 社会人になるまでの残りの学生生活の中でやり遂げたいことは、学生時代にしか経験できないことをより多く積むことだと考えている。学生生活でお世話になった人たちが世界中にいる。まず、彼らに少しでも恩返しができればと思う。


※写真はすべて筆者による撮影